「社会は変えられる」という自信に。小学生の陳情を区議会で採択

2019.12.20
by MAG2 NEWS編集部 HY
 

制度も社会も、自分たちの手で変えられる

文部科学省が推進している「アクティブ・ラーニング」。従来の受動的な授業・学習と対になる「能動的な学習」を指した学びの手法ですが、情報化社会が進み、社会的変化が著しい世の中において、自らが主体的に物事を判断し、社会や物事に対して働きかけていく力が今、求められています。

たくさんの情報にアクセスし、他者と協働しながら、積極的に新しい未来を形づくっていく。ザ・レッドムーンの活動は、まさにこのアクティブラーニングを地で行くものではないでしょうか。

また、「僕らと同じ意見の人もいれば、反対の意見の人もいる。公園やグラウンドはみんなのものだから、不公平にならないように決める必要があるんだ」「大人はこうやって話し合って決めているんだと知ることができた」という小学生たちの気づきは、自分たちの力で社会を変えられたという自信とともに、多様性についての理解や大人の世界への興味をもたらしたことでしょう。

「もうすぐ中学校に進学するので、サッカーをする機会は減るかもしれないけれど、少しでも後輩たちのためになったのならやってよかった」とコメントしたというザ・レッドムーンのメンバーたち。彼らの取り組みは、ネットでも様々な反響をもたらしています。

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image by:shutterstock.com

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