この場合、考えられるバグのひとつは、全くたたまず洗濯物をそのまま自室にぶちまけてオシマイにすること。男の子の場合いかにもありがちです。で、根負けした親が結局たたんで片付ける。うん、あるある。
ですが、ここはよく考えてみるべきです。自分の分の服を管理できないというのはこれからの(いや、ホントはこれまでだって)時代を生きていくのにふさわしいレベルの身仕舞いだと言えるでしょうか。ハッキリいえば
- 自分の服くらいたためや(`目´)
ってことですよ。他者がたたんでくれたものは平気で使うのに、自分がたたむとなると自分の分さえたためない有様では、将来親になって子育てをするとき
- 戦力外
として蔑まれること間違いなしですよ。そう思いませんか。
もちろんその子の年齢や得意不得意に応じて、たたませるものを設定する必要はあるでしょう。たとえば、最初は自分の靴下だけ、そのうち下着も、とか。あるいは、夏休みの間はたたませるとか。様子を見て、少しずつ分量を増やしていきましょう。
目標としては、高校に入学するころには完全に自分の分は出来るようになる感じでしょうか。
このやり方のバグになりそうなのが、上にも書いたバッグの中身を適切に処理せずそのまま私室にぶちまけて、親が根負けして片付ける…というタイプです。ま、これはカジメン・イクメンという言葉が死語になる来るべき世界に向けて
- そんくらい自分でやれよ
ということで突き放せと。ま、そーいうことでしたね(*^ー゚)
もうひとつありそうなのが、
- バッグを再提出しないこと
です。いつまでも洗濯物をそのままにして片付けず、カラにしないので次の洗濯物が入れられない…急かされて慌てて部屋に洗濯物をぶちまけで、次もまた同じ…。これもありがちですね。
このやり方の場合、バッグは洗濯物を入れるだけでなく、サイクルを上手く回すためのアイテムなので、バッグをちゃんと提出してもらわないとサイクル自体が回らなくなりかねません。
ただ、バッグは各人の洗濯物を分別するのが主目的なので、これがなくてもたたむことそれ自体には影響はしません。ただ、
- その前後が散らかる( ̄∇ ̄)
だけです。どうしてもイヤなら、バッグを複数個作ったらいいと思いますし、複数個あっても同じ問題が生じるなら、これもまたたたむ工程とは別の問題です。そう、片付けられないという。これはこれで、別の問題が炙り出されていいんじゃないでしょうか。
このバッグの再提出って、
- お弁当箱を出す
のに似ていませんか。お弁当箱も、食べて持って帰って来たら、出させますよね。まさか学校バッグの中から出してあげてるなんて、そんなことしてないですよね?
我が家では、お弁当箱を出さなかったら翌日お弁当はナシとしていました。もちろんお弁当箱はひとつだけしか買いませんでしたよ。私の気迫と性格(?)を恐れたせいか、お弁当箱が出されなかったことは、一度もなかったです(*^ー゚) やらせ方や本人の性格にもよるのかもしれませんが、これもまた
- そんくらい自分でできろよ
ってことですよ( ̄∇ ̄)
洗濯物をたたむのは、結構タイヘン。各人ごとに分割してみては、どうでしょうか。
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