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「ダイヤモンド・プリンセス」4月から再開にネット疑問の声

新型コロナウイルスの集団感染が起きた大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号が、徹底消毒を行った上で、4月29日から運航を再開することがわかった。同船を運航するプリンセス・クルーズの親会社カーニバルが明らかにしたとCNNが伝えている。

ダイヤモンド・プリンセスが運航再開

横浜港に2週間以上停泊して乗船者を隔離したものの、新型コロナウイルスの症例を多数出したダイヤモンド・プリンセス。乗船していた乗客は2666人、乗員は1045人。日本当局は香港で下船した中国人が感染していたことが分かり、検疫を実施。20日23時の時点で、合わせて728人の感染が確認された。

19日から乗客の下船が始まっており、全員が下船した後、徹底消毒作業を行うという。消毒の手順などについては日本の厚生労働省と連携するとしている。

運航会社の広報はCNNの取材に対し、「米疾病対策センター(CDC)と世界保健機関(WHO)の指示に従い、この分野のノウハウを持ったクリーニング会社によって完全消毒を行う」と説明した。

運航開始は4月29日からとなる予定。偶然なのか、何か狙いがあるのかは不明だが、4月29日は日本のゴールデンウィークの連休開始と重なる。

運航再開は正しい判断なのか?

ダイヤモンド・プリンセス号の運航再開。徹底消毒作業を行うというものの、本当にそれで安全なのだろうか? 4月29日という運航再開予定は少し早いのではだいだろうか? 安全より収益優先と言われかねないこの判断に、ネット上では様々な声が挙がっている。






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image by:Anotai Y / shutterstock

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