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発送を開始?届き始めた「アベノマスク」に医療現場から喜びの声

新型コロナウイルスによる感染拡大を受けて、安倍首相は全世帯に布製マスクを2枚配布すると発表。「アベノマスク」などと揶揄され、「今はほかに取り組むべき対策や補償がある」と多くの批判を受けた。しかし、医療現場や福祉施設からは全く別の声が聞こえてくる。

アベノマスクが届いていた

安倍首相がマスクの配布方針を明らかにしたのは1日。それから1週間が経過し、SNS上では「政府からマスクが届いた」「ありがとう」という投稿を目にするようになってきた。実は「アベノマスク」と言われたこの布製マスク、感染拡大が続く地域を優先して、すでに郵送が始まっていたようだ。

今後も随時発送予定

厚生労働省は8日、公式サイト上で「布マスクの全戸配布に関するQ&A」を公開。疑問に回答するという形で、8つの項目を紹介している。その中で、「4月12日(日)の週以降、感染者数が多い都道府県から順次、配送を開始する予定」としていたが、実際にはすでに発送されていたようだ。また、今後、都道府県別のおおよその配送スケジュールが分かるような情報を発信していくことを検討中しているという。

どこから配り始めるか? ということについては、「感染者数が多い都道府県から順次、配送を開始する予定です。具体的にどこから配布するかは、感染者数の動向を踏まえて、現在検討しています」としている。

そして、配布方法については、「日本郵便の全住所配布のシステムを活用して、一住所当たり2枚ずつ配布することとしており、日本郵便が、対面の配達ではなく、ポストに投函してお届けします」と答えている。

一般家庭にマスクが届くのは、医療現場や福祉施設などの後になるため、まだまだ発送されている実感がないのは仕方がない。これからマスクが行き渡るようになれば、SNSで「届いた」という報告が上がってくるだろう。

マスク2枚で足りるのか、やはり少ないのか? 洗濯することで複数回使えるマスクの使い心地が実際にどうなのか? これから「アベノマスク」の真価が問われることになる。

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

source: 厚生労働省ホームページフジテレビ

image by: 首相官邸Twitter

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