親による「答え泥棒」は要注意。考える力を育てるサポート法とは

 

家庭教育アドバイス…「家こそ考える習慣を身につける場」

自ら主体的に考え、能動的に学ぶ、という「アクティブラーニング」が言われるようになって早8年。学校や社会ではまだ「考える力」を十分に育むことはできていない状態です。ならば、「家庭」で考える力を育みましょう。普段の家庭での会話をちょっと意識的に変えることで十分に育ちます。留意点は…

1.子どもの話を途中で遮らない

子どもの話がわかりにくかったら、促すための質問や相槌をして、最後まで話をさせましょう。

2.自分の意見に責任を持たせる

自分の意見をすぐに他人に合わせたり、変えたりするのではなく、まずは自分の意見を大切にさせ、それでも変えたいのならば、なぜそう思ったのかを考え、表現させましょう。

3.自分の気持ちを表現させる

日本では、自分の気持ちを抑えて、相手やその場の雰囲気に合わせることが少なくありません。それでは自分の意見を持たなくなるのも当然です。

「人と違う意見を持っている」ことは当たり前で、そうした意見を、子どもが自信を持って表現できる雰囲気を作りましょう。表現することはコミュニケーションをとる上で大切だ、ということを伝えましょう。

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家庭教育アドバイザー 柳川由紀この著者の記事一覧

家庭教育のプロとして、教育相談員の経験を生かしながら、親としての接し方のコツをお伝えします。子どもは、親のサポートの仕方でずいぶん変わります。子どもの能力を最大限に引き出せるよう、まずは親力をアップさせましょう。専門である教育心理学、家庭教育学をベースに家庭の中でできる「子どもを伸ばすためのコミュニケーション術」を「親の力」に視点を置き配信予定です。乳幼児、小学生、中学生、高校生、大学生など発達段階に応じた子どもへの声掛けを具体的にご紹介します。

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