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テレ東女子アナのエグい悪口「盗聴音声流出」で浮上した3つの犯人像

とあるツイッターアカウントに公開された音声ファイルが波紋を広げている。これはテレビ東京の現役女子アナの会話を盗聴したものとされ、実名を出して同僚のアナウンサーやスタッフの悪口を語っている。まさに生々しい女同士の足の引っ張り合い――この音声ファイルが公開されてから、テレビ東京は大騒ぎになっているのだ。

音声ファイルは『キー局若手女子アナMとI』と銘打たれているが、その人物はテレビ東京の入社2年目、森香澄アナ(25)と池谷実悠アナ(23)とみられている。何者かが2人の雑談を意図的に盗聴・録音し、流出させたようだ。

2人はこの音声ファイルの中で、先輩の女子アナウンサーを名指しで非難したり、番組ディレクターの容姿を小ばかにしたり、自局の朝の情報番組『なないろ日和』を酷評するなど、取り返しがつかないレベルの毒舌ぶりを炸裂させている。

テレビ東京の女子アナ2人による“実名悪口”

9月2日に開設されたとみられるこのアカウントでは、7日までに計10本の音声ファイルが公開されている。その中から、物議を醸している会話のごく一部を紹介しよう。

先輩アナを名指しで批判

池谷「田中と森はダンスとかモヤさまで出てて、池谷は大丈夫?って(西野さんに)超励まされた」
森「いやあなたとは違うからって感じじゃない?鷲見さん福田さん西野さんで気持ちわかるよって来たんでしょ?いやあなたとは違うから、一緒にすんなって」
森「てか自分と重ねてんじゃない?西野さん一応同期じゃん?鷲見さんおっぱいで出てて、福田さんモヤさまだから、西野さん自分と重ねてんでしょ。でも全然違うから。だって西野さん暗いじゃん」

池谷「てかマジあいつさー。終わったくない?マジで終わったくない?と思ってる私は」「あいつはアナウンス部の仕事を舐め腐ってんじゃん」

スタッフをサル呼ばわり

森「今日超汚いスタッフさんとご飯だわ」
池谷「超汚い?」
森「私の中でめっちゃ汚いなって思ってるスタッフさんと」
池谷「超嫌じゃん」
森「しかも滋賀県草津市。何?滋賀県草津市って。草津は群馬だけじゃねーのかよ」

森「てか福本さんめっちゃ怖かった。アナウンサーは制作だから。タレントじゃないし自分の話しなくていいからみたいな。いやいや繁田さんめっちゃタレントだったからって思ったんだけど」
池谷「お前の感情押し付けんじゃねーよ」
森「めっちゃ毛深いし超怖かったー。途中からサルに見えてきた」
池谷「めっちゃ毛深いしマジで」

自局の番組を否定

池谷「私マジ『なないろ』って言われたときマジでヤッバって思ったんだけど」
森「『なないろ』やるの?」
池谷「昨日なんか言われてたじゃん、私ほんとに何もコメントできなかったもん絶対嫌なんですけどって。終わったわって思った私あの仕事やらされ続けたら死ぬと思って」
森「早く帰れるけどね。4時に帰れるよ」
池谷「なくない?」
森「週一で『7スタ』だったらいいけどね、金曜日だけ早く帰れるから最高じゃん」

仕事に対する後ろ向きな思い

池谷「本当にモチベーションがないのよ。先輩とかにこういう練習しなって言われてもさ、練習したところで何になるの?って」
森「私は結婚して、それまでにスキルをつけて、適当な事務所入って土日だけ働くつもり。そのためにテレ東で実績を作ろうと思ってやってるから。やばいよね、絶対に誰も長く働く気ないから」

ご覧いただくとわかる通り、これは明らかに2人のプライベートな会話である。確かに話の中身は擁護できるレベルではないが、この音声が録音され、流出していること自体が問題である。

一連の騒動に関して、テレビ局関係者は「華やかな一方で高慢な女子アナに恨みを持つ者の仕業」だと指摘。一体、誰がどんな目的でこの会話を流出させたのか?

限られた人間しか入れない場所での盗聴

なぜこのような私的な雑談が録音されてしまったのか?音声からはメトロノームのようなカチカチカチという音も聞かれ、アナウンス室部署内にある発声室が録音場所とみられている。

しかし、この部屋は限られた人物しか入室することはできず、基本的にはアナウンサー以外が使用することはない。ということは、テレビ東京内部の何者かが盗聴し、流出させたことになる。

しかも、音声はかなりクリアに聞き取ることができ、発声室の内部を熟知している人物の仕業とみられる。

はたして誰が2人の会話を盗聴し、音声ファイルを流出させるという悪意に満ちた愚行を行ったのか?

「女子アナに恨みを持つ者」3つの犯人像

テレビ局関係者は「女子アナの華やかさに嫉妬する人物。森香澄アナと池谷実悠アナを逆恨みをしている可能性が高い」とし、3つの犯人像を挙げる。

「まず考えられるのは同僚の女子アナでしょう。華やかに見える女子アナですが、実は嫉妬やねたみが激しいドロドロな世界。そのような感情が爆発して起きた、女子アナ同士の戦いかもしれません」

人気が出ると、どうしても特定の女子アナに仕事が集中してしまう。アナウンサーというのはタレントと同じで、バラエティ番組や情報番組では、制作サイドからオファーがきて、番組を担当することになる。必然的に、不人気なアナウンサーには声が掛からず、あぶれてしまうのだ。

引っ張りだこのアナはスタジオ収録やロケ撮影で不在にしていることが多く、アナウンス室にいないことが人気のバロメーター。常にデスクに座っているようなアナウンサーの心の内は、計り知れない屈辱感に満ちているだろう。

「あとは女子アナに嫉妬した男性アナウンサーの可能性もあります。アナウンサーというのは、女性と男性で激しい格差がある職業ですからね」(前出のテレビ局関係者)

女子アナは入社1年目から看板番組に出演したり、タレントから重宝されたりするが、男性アナはよほどの能力や実力がなければなかなか表舞台に出てこられない。

自分は街頭ロケしかさせてもらえないのに、女子アナのアイツはスタジオでスポットライトを浴びていてムカツク!~と不満に思う男性アナは多いだろう。アナウンサーは女性上位が当たり前の歪な世界なのだ。

「もちろん、普段から不満を抱いているスタッフの犯行という線もあります。会話を盗聴されたとしている女子アナにひどい扱いを受けた、などです。ただ、今回の盗聴現場を考えれば、この可能性は低そうです」(前出のテレビ局関係者)

女子アナは多くの番組スタッフと現場を共にする。その中で嫌な思いをする制作スタッフの数は少なくないはずだ。だが今回に限っていえば、盗聴現場が発声室という、通常のスタッフでは入れない場所であることを考えると、可能性は低いといえそうだ。

テレビ東京は盗聴事件を徹底調査するべき

いずれにせよこの騒動からは、キラキラ輝いているようにみえる女子アナウンサーという仕事の闇、女同士の強烈な嫉妬や妬み、笑顔の裏にある腹黒さなどが垣間見える。他人を傷つけてでものし上がろうとする野望がなければ、女子アナウンサーで成功することはできないのだろうか。

週刊文春によると、「テレビ東京が女子アナに対して聞き取り調査を実施した」といい、当該の2人は自分たちの会話であると認めたという。すでに“犯人捜し”も始まっているようで、近いうちに何かしらの動きがあるかもしれない。

女子アナのおごりや思い上がりから端を発したこの騒動。しかし、他人の会話を盗聴するというような行為は二度とあってはならない。

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image by : shutterstock

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