新型コロナウイルスは人から動物にも感染することが明らかになり、家族であるペットの犬や猫の健康にも注意が必要です。メルマガ『佐藤貴紀のわんにゃんアドバイス』著者で獣医師の佐藤貴紀先生は自身のメルマガで、 飼い主が簡単にできる「猫の健康チェック方法」と、ペットたちがこれからやって来る寒い季節を乗り切るための「とっておきグッズ」を紹介しています。
飼い主さんが簡単にできる健康チェック ～猫 篇～
猫は体の不調をあまり表さない動物でもあると言われています。
それは、痛みや不快感に対して辛抱強い為に、我慢してしまうと言うケースがほとんどなのです。飼い主さんが「おかしい」と体調の不調に気がついた時には「重篤」になっており、手遅れと言う現場に僕もたった事があります。
実は、どこかでSOSを猫が出していることもゼロではない為どう飼い主さんが気がついてあげられるかがとても大切になります。病気の早期発見、健康チェックははとても大事なんです。
今日は「猫のSOSサイン」の例をご説明したいと思います。
1)身体のチェック
週に１回は、愛猫の体のを意識して触ってみてください。
マッサージをしながらやってあげると嫌がりませんよ。
確認のポイントは、眼・耳・鼻・口をまずは中心に見てあげてください。次にお尻や陰部のまわりを確認。さらに、被毛のツヤや抜け毛の程度、皮膚の色や状態など少しの変化も見逃さないように確認を十分にください。
もし、極端に汚れていたり、ニオイがする、触ると痛がる場合にはそこになんらかの病気が潜んでいる可能性がゼロではありません。注意してあげてください。
2)排泄物のチェック
排泄物は健康のバロメーターともいえますので重要チェック項目です。ポイントは、尿や便の色、量、回数、臭いを確認してください。特に、臭いは大切で細菌が入っている場合臭いがするので、注意してみてあげてくださいね。
☆まとめ
猫は亡くなる時も飼い主に姿を見せないと言われているほど弱さを見せない習性が強い動物です。でも、飼い主さんにとっては「家族」の一員です。長生きして欲しいですよね。その為には、飼い主さんの愛猫への健康チェックは大切な事ですので是非、やってみてくださいね。異変を少しでも感じたら、病院ご相談ください。
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