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選手村で「75%が性行為」の衝撃。濃厚接触NGもコンドーム16万個配布へ、英紙タイムズ「東京五輪中止すべき」

今夏の東京オリンピック・パラリンピックについて、政府は海外からの観客の受け入れを見送る方向で調整に入ったことが3日、明らかになった。新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための措置とみられるが、その一方で選手村で16万個のコンドームが配布されることに、「濃厚接触NGなのにおかしい」と批判の声があがっている。

東京五輪でコンドーム16万個を配布予定

五輪の選手村と言えば、大量のコンドームが無料配布されることで知られている。その歴史は性感染症の予防を目的に、1988年ソウル大会から配布が始まった。

大会によってその配布数は異なるが、2000年シドニー大会は12万個、08年北京大会は10万個、12年ロンドン大会は15万個、そして16年リオ大会では史上最多の45万個が配られた。

ちなみに、このリオ大会での数字は選手1人あたり約42個のコンドームが配布された計算になる。

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さすがにここまでは必要なさそうだが、実際に選手たちは五輪期間中にどれくらい性行為をしているのだろうか?

米タイム誌はアメリカの競泳選手の話として、「70~75%のオリンピック選手たちは、五輪開催中にセックスしています」と伝えている。

昨年1月にスイスで行われたローザンヌ冬季ユース五輪でもコンドーム配布が行われた。70か国以上から、15~18歳の選手たち1880人が集まった大会だが、用意した1200個のコンドームはあっという間になくなったという。

コロナ禍での五輪開催となり、濃厚接触は絶対にNGのはず。にもかかわらず、性感染症の予防のためとはいえ、16万個ものコンドームが配布されることに違和感を感じざるを得ない。

いくら競技中や運営面で気をつかったとしても、選手村で濃厚接触されてしまってはまったく意味がないといえる。

登山家の野口健氏(47)も2日、自身のツイッターを更新し、約1年半前の記事を引用して苦言を呈した。

五輪開催に向けて国民は我慢を強いられているのに、選手村で好き勝手に性行為をされてしまってはたまったものではない。

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英紙タイムズ「日本政府は暴走列車。五輪は中止すべき」

開催に向け動き出した東京オリンピック・パラリンピックだが、英紙タイムズは3日、東京支局長の写真と名前入りで「今年の東京五輪を中止すべき時が来た」とのコラムを掲載した。時事通信などが報じた。

その根拠とて、200を超える国から1万5千人以上の選手や、関係者、審判らに加えて多くの観客が来日することを指摘。感染拡大を引き起こす可能性があり、日本はおろか世界へと広がるリスクが大きすぎるとしている。

さらに、日本政府やスポンサー企業が五輪開催を推進していることを「止まらない暴走列車」と非難。

日本の新型コロナの被害が他の先進国と比較して小さかったのは、良好な衛生状態と外国人のほぼ全面的な入国禁止によるものだとし、「今、日本政府はお金と名声のためにこれらを犠牲にしようとしている」と強調した。

時事通信によると、民間が実施した新型コロナウイルスをめぐる日米欧6カ国の世論調査で、東京五輪開催に反対する回答が米を除く5カ国で賛成を上回った。

その中で、反対の割合が一番大きかったのは日本。国民の声は政府に届いていない。

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image by : Tomacrosse / shutterstock

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