お客さまに必ず喜ばれる「茶柱の立つお茶」という商品の発想力

 

限定販売

東京・吉祥寺に、小さな和菓子店「小ざさ(おざさ)」があります。

このお店には、毎朝行列ができます。手練りの羊羹580円を手に入れるためです。「1日150本限定・1人3本まで」という制限があり、これを買うための整理券をもらう行列なのです。

実際に買えるのは、午前10時以降なのですが、整理券の配布は午前8時。そのために、早い人は5時ごろから並んでいます。

歴代経営者の教えを頑なに守り、手抜きにならない数量として、1日150本のみを製造。しかも、炭火・銅製の鍋を使った、職人による丁寧な仕事。これは、並んでみたくなりますよね。

もし、同じ品質で1日500本できたとしたら、どうでしょう?どれだけ美味しくても、行列はできません。

image by: Shutterstock.com

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なぜ、人はモノを買いたくなるのか。欲しいという感情は、どこから生まれるのか。消費行動における人の心理を知れば、売れるモノが見えてくる。売り方がわかる。小手先のテクニックなど、いらない。人を研究すれば、やるべきことはすべてわかる。

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【著者】 佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント) 【発行周期】 週刊

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