実は怖い日本の夏。備えたい「防災用品」で一番大事なものは?

 

季節性のある災害・集中豪雨による水災害のお話でしたね。

災害の中でも数少ない

・予測可能な災害

です。時々刻々変わる情報を正確に入手出来るよう、必ずアプリなどで情報をチェックしましょう。

進路や災害のレベルなどがある程度予測できるとして、です。

それじゃ

・なにを備えておくのか

が問題です。防災はどこまえやったらいいのか分からないものですよね。あればあるほどイイんでしょうが、それが避難の妨げになっては本末転倒ですから。

災害に際してちょっとでも予測できるということは、持ち出せるものがちょびっとはあるはずですよね。まあ、2時間で2ヶ月分の雨が降ったとかいう場合にはそんなヒマはなくて、とにかく避難することになると思いますけど。

で、水災害に関しては、私は

・夏用の衣服

を備えておくべきなのではないかと思っています。

なにせ雨ですから。避難するときにも濡れちゃうんですよ。で、避難所にせよ友人宅にせよホテルにせよ

・濡れたままではいられない

ですよね。早く濡れた服を着替えて、身体を拭かないとそれだけで

・低体温症になりかねない

んです。そこまでいかなくても、体力が奪われ体調を崩しやすくなってしまいます。いや、避難先ですから。風邪薬も熱さまシートもカンタンには手に入らないんですよ。そもそも着替える服もない有様だからこういうことになっているわけなんですから。

よく

・衣食住

といいますね。これは人間に必要なモノの

・順番

を表していると言われています。食べ物がなくても、数日は死にません。住むところがなくても、しばらくは死にません。ところが、

・着る服が全くないと人は死んでしまう

んです。食べ物や家がなくても、人はしばらく死にませんがまったく服の無い状態、素っ裸ではすぐに怪我をしたり暑さや寒さから身を守れず、体調を崩してしまいます。身体の弱い人やオトシヨリや子供なら、それだけで病気になってしまいます。

水災害の場合、どれほどちゃんと避難したとしても、全く濡れないというわけにはいかないんじゃないでしょうか。そもそも避難のときに傘なんか刺して歩けませんからね。

なので、

・家族全員分の服一式
・乾いたタオル

は備えておくとよいのではと思っています。

え?ウチ?

・速乾性の下着類
・靴下
・ハーフパンツ
・透けないトップス   
・ビニールのパーカー(小さくたためるやつ)
・タオル数枚

を人数分準備しています。

温かい飲み物も家の片付けも、まずは着替えてから!だと思うんですよ。

季節性のある災害・水災害。予測される情報をゲットできるようにしておくことと服を準備しておくといいかもしれませんよ。

image by: Shutterstock.com

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食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。

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【著者】 真井花(まないはな) 【発行周期】 週3回(月水金)刊

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