東京五輪に浮かれる日本が思い出すべき冷酷無残な中国共産党との「戦争状態」

 

しかし、アメリカに亡命した中共高官の言を待つまでもなく、この新型コロナウイルスは明らかに中共の「生物兵器」です。『超限戦』(中国人民解放軍大佐の喬良と王湘穂による戦略研究書。国際法を無視した手段を選ばぬ戦争が描かれている)にも書かれているような中共の軍事的野心は、多くの高官たちからも繰り返し世界に「公開」されてきたにもかかわらず、善良なる日本国民の多くは、これまで、その現実から目を背けてきました。

チベットへの侵略やウイグル人へのジェノサイドにも眼をつぶってきました。中共の主席が「沖縄は中国の一部だ」と公言しても、耳を塞いできました。武器を積んだ中国船が尖閣列島を連日侵犯し続けても、見て見ぬふりを続けています。

それは、「幻の平和」を信じたいからです。信じてさえいれば、本当に平和が維持されると思いたかったからです。しかし、集団的に共有する無意識の領域では、戦争がすぐそこに迫っている、いや、超限戦的な意味では既に始まっていることを、皆、察してはいるのです。

そんなわけですから、1964年の東京オリンピックが「戦後」の平和の祭典であったのに対して、「東京オリンピック2020」は「戦前」否「戦時下」の平和を祈る祭典であるという事実に人々が気づいた瞬間、単なるイベントだったものが、本当の意味での「魂」の入った「祝祭」へと変貌を遂げるのではないでしょうか。

その瞬間は何時訪れるのでしょう?私は、たとえテレビ画面を通してでも、人々が、アスリートたちの「無心」に競技に没頭する姿に接し、感動を共有することによって、こうしたシャーマニズム的な変容が、日本中の茶の間やオフィスで、次々に起こるのではないかと期待しています。

何しろ、ここ日本には、相撲という格闘技を、神々に奉納する「神事」にまで高めた稀有な伝統文化が息づいているのですから。

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image by:Korkusung / Shutterstock.com

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