なぜ、現役精神科医は“笑顔で食べ物のこと”を考える癖をつけろと言うのか

 

最強なのは「食べ物」

すぐに思いつかない…という人もいると思いますが、楽しいことを考えるのは、実はそんなに複雑なことではありません。

すぐにポジティブな感情になれるもの。それは「食べ物」です。

例えば今まで食べて美味しかった物やこれ大好き!と思える好物を思い浮かべてみるのです。

例えば笑顔を作りながら、その好きな食べ物の味を頭の中で思い浮かべてみましょう。すると食べているときの気持ちに浸ることができて、実際に心の中もポジティブになってきます。こうして外、内両面ともにポジティブになってくるので、完膚なきまでに楽しい時の気分と行動とほぼ同じ状況ができ上がるわけです!

食べ物の記憶というのは日常的なものですので、直結的に誰もがすぐに思い出すことができます。

また、食べ物についてとてもつもなくイヤな記憶というのも、そうそうないはずです。例えば楽しかったデートを思い出そうとすると、「結局あの後フラれたんだ…」と相手とのネガティブな記憶もセットになりやすいかもしれません。しかし食べ物はよほどのことがない限り、ネガティブなことに結びついていないでしょう。

スイーツを食べ過ぎて太ってしまった…などはあるかもしれませんが、「あのときあのケーキを食べたせいで太った!」ということはないはずです。

即決的に楽しさを邪魔するものでもないので、そういった意味で食べ物は有効だと言えるでしょう。

食べ物以外にもバリエーションとして理想の異性や好きなアニメや漫画のキャラクター、動物でも良いでしょう。

心にシールドを張ろう!

ニコっと笑顔を作りがら何でも直結敵・直感的にポジティブな感情に結びつくものを頭に思い描く。そうすると内外共に感情がポジティブになってくるので本当の意味で気持ちが前向きになってきます。

普段からこれを心がけるとストレスを感じたりネガティブな気持ちになったというときにも、意識するだけでもポジティブな気持ちになり、落ち込みから身を守る「防御壁」を作れるようになります。

心のシールドを張ってその中では無敵!

こんな風にイメージすると良いでしょう。

ただ単に笑顔を作るだけではなく、もう1個簡単な感情を入れてみるだけでもシールドは強くなります。是非試してみてくださいね。

このテクニックが、少しでも参考になれば幸いです。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

image by: Shutterstock.com

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