【書評】ほぼ残業なしで定時退社。羨ましすぎるフィンランドの日常に迫る

Helsinki, Finland - August 30: Unidentified people in Helsinki Old Town, Finland at August 30, 2018. Helsinki is the capital city and most populous municipality of Finland
 

日本は儒教的文化がありますので、あと100年くらいすれば、北欧のような乾燥したドライな文化を若干取り入れることができるのではないでしょうか。

データに基づくフィンランドの職場というより著者の経験を中心としたものでしたので、もう少しフィンランドを調査してみたいと思います。良い面と悪い面を把握して判断しないと間違うこともありますので、フィンランドの悪い面も見ていきたいですね。

堀内さん、良い本をありがとうございました。

【この本で私が共感した名言】

<産休・育休は法律で認められた権利である。子どもが3歳になるまで育休は認められているため、長ければ休みが3年に及ぶこともある。(p107)>

<新卒採用システムのないフィンランドでは、この1~3年の期間限定の雇用は、フルタイムへの第一歩となり、いい経験になる。(p107)>

【私の評価】★★★☆☆(75点))

<私の評価:人生変える度>
★★★★★(お薦めです!ひざまずいて読むべし)
★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です)
★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です)
★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ)
★☆☆☆☆(人によっては価値を見い出すかもしれません)
☆☆☆☆☆(こういうお勧めできない本は掲載しません)

image by: astudio / Shutterstock.com

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著者/本のソムリエ(読書普及研究所代表)

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