しかし、安倍政権ができた時点からは、日本の政策では、私の意見より取り巻きの意見を重要視したことで、このコラムの政策とは違うことになり、特に日本の復活政策では、金融緩和で得たお金が、単なるバラまきになってしまった。このため、失われた30年という長期の低迷になってしまったのだ。
この国内政策立案の中心に菅官房長官がいて、私の意見より、ご自分の政策実現を優先したことで、私の日本復活の提案を用いないことになった。
この結果が、コロナ感染拡大になり、いち早く警鐘を鳴らしたが、菅前首相は聞き入れずに、コロナを拡大させて、ワクチンの接種拡大を進めたが、辞任されてしまった。それと、インバウンド推進をしたが、これもコロナで逆回転して、多くの企業が倒産してしまった。悔やまれる結果である。
しかし、円安と再度東西冷戦になると、昔から日本が復活すると見ていたが、それが今、実現した。この実現は、安倍元首相が円安政策と精力的な外交によりもたらされたのである。
まだ、日本復活は道半ばである。アベノミクスの成果は、これからというときに亡くなられたことは、非常に残念であるが、「誇れる日本」の実現を目指して、今後もこのコラムでは政策提案をしていくことを誓い、それにより、安倍元首相のご冥福をお祈りしたいと思う。
さあ、どうなりますか?
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