女優の深田恭子さん(39)と言えば、2021年5月に適応障害で休養を発表し、ドラマ『推しの王子様』を降板。同年秋にすぐ活動を再開したものの、過度の飲酒や激ヤセが報じられるなど心配の声が絶えません。11月に40歳の誕生日を迎える深キョンの「完全復活」はいつになるのでしょうか?ファンならずとも気になるところですが、焦りは禁物のようです。芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが解説します。
適応障害、飲酒、激ヤセ…深田恭子の現在地
40歳のバースデーを数週間後に控えた深田恭子の近況を『女性セブン』最新号が報じています。
記事は深キョンの地上波復帰に関する近況でしたが、彼女が姿を消して早いもので約2年が経つのですね…時が経つのは早いものです。
私の脳裏に残って消えない深キョンは、今から6年前、2016年1月期オンエアの『ダメな私に恋してください』のロケ現場での元気な姿です。
破局が囁かれる不動産会社会長と知り合う直前の深キョンを、遠くから長時間眺めていたものです。
このときの深キョンは“資格なし 特技なし 貯金なし”の貢ぎ体質の三十路女性を一生懸命演じていました。
ロケ地で共演者のディーン・フジオカ、三浦翔平の所属事務所の送迎車がルールをしっかり守って近くのコイン・パーキングで待機していたにもかかわらず、深キョンのそれは近くのコンビニに終日停まっていたことが今でも忘れられません。
取材現場でこういう光景を目の当たりにすると、強い怒りのようなものが込み上げてくるから不思議なものです。
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深キョンの“目”に危うさ。今は何より心身のケアを…
今回の『女性セブン』の記事で私が最もインパクトを覚えたのが、記事のトップで使用されていた近影写真でした。
芸能記事で1枚の写真だけで記事の全てを凌駕してしまうケースは度々ありますが、まさに今回はそのパターンでした。
6年前、“喫茶ひまわり”の前ではち切れんばかりの元気な深キョンを見ていた私には、この写真の彼女がその時に見た深キョンととても重なりませんでした。
深キョンの虚ろな目を見ながら、彼女は今、何を考えているのかを知りたくて仕方なくなりました。
そんな近影に、私の脳裏は知らず知らずのうちに懸命に記憶を辿る作業を繰り返していました。
“あの写真は私が目撃したあのシーンと全く同じだ”と気付いたからです。
それは今から23年前、華原朋美が静岡県の御殿場にたくさんのマスコミを集めて開いた、白馬にまたがって登場した復帰会見の朋ちゃんでした。
颯爽とカメラマンたちの前に白馬に乗って現れた朋ちゃんの、乗馬帽の下からのぞく彼女の目です。
この会見は、事前に記者たちに朋ちゃんへの直接の声掛けが制限された上での、非常に奇妙なイベントでした。
変に守られている彼女を見ながら、おそらく間もなく起こるであろう騒動に胸騒ぎのようなものを思わず感じてしまった程です。
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今の深田恭子は華原朋美と似すぎている
この時の朋ちゃんの目と、今回の『女性セブン』の近況を報じる深キョンの目が完全に重複して見えたのです…。
記事では不動産会社会長との“僅かな”可能性を報じていましたが、私には響いてきませんでした。
記事をいくら読み込んでも、あの虚ろな目に勝る衝撃的な報道を感じ取ることができませんでした。
それが仕事復帰への不安や焦りからくるものなのか、それともプライベートからくるものなのかはわかりませんけれど…。
私の全くの憶測なので余計なお世話なのかもしれませんが、今は何よりもしっかり心身をケアすることが重要だと感じています。
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あなたのファンは大丈夫、何年でも待ってくれるから…そんな声さえ掛けたくなってしまいました。
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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」
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image by : 深田恭子 ホリプロ公式サイト