集客に苦労しているというお店は、そもそも「何」を変えればいいのでしょうか。今回は、メルマガ『倒産危機は自力で乗り越えられる!』 by 吉田猫次郎』の著者で事業再生コンサルタント、作家、CTP認定事業再生士の顔を持つ吉田猫次郎さんが、自身が経験してきた「集客のコツ」について明かしています。
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集客のコツを振り返ってみる
私は今でこそ事業再生コンサルなどという職に就いていますが、昔は営業寄りの人間でした。
学生時代は私立文系で明るく楽しく過ごし、サラリーマン時代は、商社で営業をしていました。
独立してからも、集客で苦労した経験はありません。
事業再生コンサルを開業したのは2003年でしたが、以来20年近く、広告宣伝費をかけたことは(ほぼ)一度もなく、カネをかけずに、自分のペースで思うままに集客してきました。
本を出版したり、テレビに出演したりした際も、ギャラをもらうことはあっても、広告料を払ったことはありません。
自然体で、普段の自分のまま、活動してきました。「集客にカネもコネも要らない」というのが、私の持論です。
では、そのコツは何かというと、2つに集約されます。べつに出し惜しみしません。あっさりここに書いてしまいましょう。
1.知ってもらうこと
2.共感してもらうこと
この2つです。あれこれ迷ったら、この2つを思い出せばいいのです。
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例えば1.については、自分の存在を知ってもらうためにはどうしたらいいか?その手段を考えればいい。それだけです。
・自社ホームページ?
・SEO対策?
・紙媒体?
・テレビCM?
・展示会に出展?
・飛び込み営業?
予算や、性格や、自分の仕事との相性などに合わせて。自由に。
次に2.です。これは共感という言葉を、感動や感激に置き換えてもいいでしょう。例えば、
・価格の安さに感激していただく
・商品の品質に感激していただく
・希少性に感激していただく
・営業方針や活動方針や企業理念に共感していただく
・ストーリーに共感、感動していただく
他にも、さまざまな切り口が考えられますが、とにかく、あれこれ迷ったら、
1.知ってもらう事
2.共感、あるいは感動・感激してもらう事
この2つに立ち戻って、その手段を考えればよいのです。私はいつもそうしてきました。集客で困った事はありません。
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