昨年、俳優の山﨑賢人さんと広瀬すずさんの熱愛が『文春オンライン』で報じられ、驚いたファンも多かったはずですが、2人の近況を『週刊文春』が伝えています。その記事を読んだ芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは、2人の関係の変化に注目しているようです。
2人のゴールインはカウントダウン状態に?
昨年7月、山﨑賢人と広瀬すずの“半同棲”をスクープした『週刊文春』がふたりの近況を最新号で伝えています。私はてっきり、2人の関係は既に解消されたものと思っていたのですが…。
あの騒動から10ヶ月弱、広瀬が自宅を引っ越したという記事を読み、私の長年の経験から言わせていただくなら、人気タレントがその関係を維持したまま自宅を変えるときは“要注意”と断言できます。
何かが起きる前触れだと思うからです。
要塞のようなマンションに住んでいて、近影もほとんど押さえられない住環境からの引っ越しということは、交際のレベルが1ランクも2ランクもアップしたことの何よりの証拠でしょうね。
『週刊文春』も山﨑がほぼ毎日広瀬のマンションで過ごしている事や、互いの事務所も公認済だと書いていることから、2人のゴールインが既にカウントダウン状態に入ったという匂いがプンプンしてきます。
ところがプライベートでは充実した2人でも、最近の仕事となると風向きが変わってきているように思えます。
広瀬に関しては今年1月期の『夕暮れに、てをつなぐ』が『King & Prince』永瀬廉との共演でも視聴率はあわや5%突入寸前でした。
最新アルバム『Mr.5』が初週120.4万枚の売り上げで自身初となるミリオンを記録するようなグループのアイドルが出演している恋愛ものドラマでこの数字は、永瀬と広瀬が役者としてどのくらい魅力的なのかのバロメーターにも受け取れます。
原因が何かは断言できませんが、おかげでこのドラマの人気脚本家は“休筆宣言”までする始末…になってしまいました。
一方の山﨑に関しては、久しぶりに地上波連続ドラマで主演を務めた『アトムの童』を巡って、“日曜劇場”の固定ファンたちがこぞって“訳がわからない”とか“いい役者を集めて内容がこれじゃぁ…”と酷評するコメントが散々でした。
役者としての山﨑を評価し、見続けているファンからは気になる声も聞こえました。
“(広瀬が)賢人の相手として下品過ぎる”とか“どうしても広瀬の姿が浮かんでドラマに没頭できなかった”という“半同棲”報道が役者としての山﨑にマイナスになるようなコメントがあったのです。
こうなるとマネージメントする側は一考してしまいがちです。ドラマや映画作品以外に、クライアント(CM)の心配をしなくてはいけなくなるからです。
個人的には2人の交際発覚時点から、その将来については懐疑的な印象を持っていました。山﨑の周辺からは否定的な意見も漏れてきたからです。
ですから私は冒頭に申し上げた通り、この交際は山﨑の熱が覚めれば自然とフェードアウトしてしまうのだろうと思っていたわけです。川口春奈のパターンとは種類も性格も違うものだと…。
しかし山﨑はしっかりと、事務所との話し合いの場も設け、自分たちの未来予想図をしっかり描いていたわけで、それが記事に書かれていた“事務所も公認”という結果になったのでしょう。
記事には広瀬が20代のうちに結婚したいと公言していることも書かれてありました。
ということは残りは5年…この5年の間に広瀬が女優としてどんな飛躍を見せてくれるのかが、2人の将来をも決定づける焦点になってきそうです。
山﨑は『キングダム 運命の炎』が7月に、広瀬は来年にかけて3本の映画が公開される予定ですが、今後の2人からは目が離せそうにありません。
プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」
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