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仏の三木谷も我慢の限界。借金10の楽天・石井一久監督が“ポイ捨て”される日

26日現在で5連敗中の最下位と、全く波に乗れていないプロ野球・楽天。借金は今季ワーストの10となり、石井一久監督(49)の監督就任以来、最多の借金となっている。打率、得点共にリーグ6位の状況を改善すべく、本日コーチ陣の配置転換を発表したが、「そんなことより監督をどうにかしろ」と、ファンから怒りの声があがっている。それだけでなく、野球記者は「三木谷さんも我慢の限界なのでは」と、楽天から石井が去る可能性を囁く。

そもそも器じゃなかった、石井のGMと監督

派手な補強をしていたGM時代、石井は「結果の出せない監督」に厳しく、2019年に3位だった平石洋介監督(43)と2020年に4位の三木肇監督(46)の首を早々に切っている。だが、GM兼監督として自らが指揮を執った過去2年間の順位は3位と4位。GMからは退いたものの、いまだに監督の座に座っている石井に「自分には甘い」といった指摘は以前からあった。

スポーツ紙の記者は言う。

「正直、GM時代から『なぜ、石井さんが?』という声はありました。兼任監督になり始めたのにはたまげたことをよく覚えています」

記者曰く、石井は「そこまでの器じゃない」ようだ。

「GM時代のドラフトも、オレ流のような周囲を驚かせる指名が多かったですが、ほとんどが戦力として機能していない現実があります。ただ、自分のセンスを見せつけたかっただけなんじゃないか?と、楽天ファンの記者が嘆いていましたね。監督と親交のある元プロも、GMも監督も務まる器ではないと、以前からバッサリでした」

退路を断ち、監督一本に絞った今年。今のままでは「GMも監督も務まらない」と言われても仕方ない。

「ファンからの『辞めろ』の声がすごいですし、今年で契約は終了です。Bクラスなら、延長はないと思いますよ。ただ、球団のボスがあの三木谷さんですからね……(苦笑)」(前出の記者)

自身の大補強で膨れ上がる年俸

記者の言う楽天のボス・三木谷浩史(58)といえば、以前、度を越した現場介入が問題になったことがある。打順にまで口を出していたという話もあり、ファンからは批判が殺到した。

「独立リーグのオーナーをしている堀江貴文さんが、三木谷さんの現場介入について証言した記事を見たときは『まさかここまでしているなんて……』と衝撃を受けました。今でも、『現場介入してるから弱いんじゃないか?』と疑うファンは大勢いるようです」(前出の記者)

その三木谷は、かねてより「石井を厚遇しすぎ」と言われているようだ。

「先ほども話しましたが、そもそもなぜ兼業監督をさせていた?というくらい、石井さんへの待遇が良すぎたんですよ。大補強の影響で、楽天の全選手の年俸は約34億円と超高額も、チームは浮上のきっかけがない最下位。大型補強をしたのは石井さん、補強の活かせていないのも石井さんで、やはり能力に疑問符が付きます。普通は、この地位にいられません。まあ、三木谷さんのことだから、契約終了後に再びGMに戻したりと何かやってきそうですが…」(前同)

仏の三木谷も我慢の限界?

だが、野球事情に詳しい夕刊紙の記者は、「三木谷さんの我慢も限界なのでは?」と語っている。

「石井さんは自らが補強した選手を大切にしてきて、若手を育てられていない。このままだと、リーグダントツで弱い存在が続くことくらい、三木谷さんもわかっているでしょう。それに、若手が育ってきている現在4位の日本ハムの姿もよく見ているはず。お友達とはいえ“石井の責任はデカい”と、3年契約が切れる今季限りで監督だけじゃなく、球団との関わりも終了、つまり『サヨウナラ』の可能性が高い。仏の三木谷も三度まで…ですね。 まあ、決めるのは球団社長の米田さんですけど、三木谷さんが意見を言わない…ってことはないでしょうからね」

三木谷の決断は如何に?注目していきたい。

image by:Eargus, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

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