1.慰謝料請求額が、裁判などをした時よりも高額で着地することのほうが多い
2.相手に直接ものを言える、攻撃ができる
3.お互いに周囲にバレずに有利に物事を運べる
4.相手に準備の時間を与えないので、即決で示談が終わる
などです。中でも示談をした方が喜ぶのは、意外にも2番です。やはり書類のやりとりではなく、自分の家庭を壊した要因である相手には直接言いたいのですね。失敗しても裁判に移行するだけなので、リスクで言えばそれほど内容証明を送ることと変わらないです。
僕のクライアントでは、うまくいったケースが9割を占めます。まぁ僕の事務所(行政書士在籍)でやる場合は、相手方の性格や依頼者さんの性格などを加味し、できそうだったらGOサインを出すので、勝てる勝負しかしていないのが理由ですが。
相手方と直接交渉できるのは弁護士さんだけなので、相手と対峙するのは依頼者さん本人になりますが、相手を捕まえるまでの張り込みは僕たちも一緒に行います。注意事項などもリピートで教えますので、成功率が高いわけです。
このように示談はメリットも多いですが、注意事項も多い方法です。行う際は、必ずネットの知識だけではなく、何度も行っている事務所に相談して行いましょう!
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