パンデミック、気候変動、戦争と、予測できない事態が次々と起こり不安になると、宗教や占星術などにすがりたくなる人が一定数いるもの。インドには新型コロナの発生からその後の混乱までを言い当て注目を集める「予言者」が出現したようです。今回のメルマガ『施術家・吉田正幸の「ストレス・スルー術」』では、著者の吉田さんが、若きインド占星術の天才アビギャ・アナンドさんを紹介。2024年4月までを予言した最新動画で語られた「3つの災厄」の中でも、日本での大地震については、月日を限定して警告されているとして、注目しています。
占星術は都市伝説か?
インドの天才予言者をご存じでしょうか?いま都市伝説界一番アツイ!!と言われている人物、それがアビギャ・アナンドくんです。
2019年の新型コロナウイルスの出現、その後の経済状況の悪化、新種のウィルスの出現、第三波のピークの発生などズバリこのご時世の流れを予言し的中させたといいます。
う……ん。まだまだあなたは眉唾ですか?そうですよね。よくわかります。都市伝説を取り上げているメルマガではありませんが、世の中にはいろんな予言をする若い人たちが増えてきているな、というのが正直な感想でしてスルーするのは簡単ですが、一応知っておいて損はないと思います。
では、この少年は特殊能力者なのでしょうか?そのあたりはよくわかりませんが、インド占星術の天才で、古代インドの思想体系「ヴァーストゥ・シャーストラ」をマスターし、アーユルヴェーダ微生物学を大学院レベルで学んでいるといいます。ようは、占星術師です。2000年前のイエスキリストの出現も確か占星術師でしたよね。
パンデミックを的中させて話題となり、その後も続々とビデオを発表し、加速度的に知名度が上がっています。はたして、彼の語る予言はどういう背景、文脈にあるのでしようか?
2023年に入って『What may happen after 17th January』というYouTubeがアップされた時点で、インド占星術を通して“予言”が可能なのか確かめてみることにした人がいうには…
「インド占星術はヴェーダがベースになっています。カルマとか輪廻転生の概念が記された“ヴェーダ”という古代インドの聖典がヒンドゥー教の基礎になっていて、それがそのままインド占星術の思想のベースになったと考えていいでしょう」
とのこと。ようは、インド占星術は多くの哲学的要素を含みながら星の動きを見るといいます。そして、「凶兆の拡大」=「パンデミック」と解釈をして発信したそうなのです。まぁ、解釈次第でしょうけれども。
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結果的に、アビギャ・アナンドくんの大胆な“予言”は的中したわけです。方向性が正しかったことは言うまでもないし、読み方あるいは解釈の度合いとして実践したことが現実となってしまったということでしょう。でも占星術の達人であることは間違いないと思います。
そして、この予言者のアビギャ・アナンドくんは現在YouTubeでは113万人の登録者をもっていて動画を上げるたびにコメントも熱くなっているとのことです。そんなアビギャ・アナンドくんは2024年4月までの予言に関する最新動画を6月12日に公開しました。
そこで……「日本…ヤバいよ」ってことになっているのです。もちろん、日本だけでなく、世界に関することも予言していました。さてさて、それが一体どんな予言かというと…。
1.「連鎖していく地震」
来年2024年4月までは特に地震が起こる可能性が高いと予言しました。これはあちこちですでに言われていることですし、地震の発生確率は今後30年間で60%とされています。
また、大きな津波も予想されており、北海道や本州で大きな被害が出ると言われているし、日本では過去多くの地震が発生している。将来的にも大災害が発生する危険性が非常に高いという認識はすでに持っているので、別に驚くことではない。
ただ、アナンドくんが言うには、世界的に連鎖して次々に起こっていくという。どういうこと?地球が揺れているってこと?いつ起こるのかっていうことが気になるところだが、まずは5月末と予言していた。
実際には5月22日に東京で震度5の地震は起こった。そのすこし前の5月5日には石川県で震度6強。5月末に日本全国で震度4以上の地震が17回も観測されていたという。う……ん。まだ何とも言えないね。これだけでは、アナンドくんの星読みの力がちょっとは当たっているかな~程度だと思うんですよね。実際に強烈な大きな地震は起きてないわけだから。
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ただ、厄介なのは、7月~8月もまだ怪しい時期だと言っている。確かに6月は大丈夫でした。そのうえ、一番危ない日をアナンドくんは言っていた。それが、2023年の10月28日から10月30日までの3日間だという。コレって結構、範囲狭くて日時もピンで入ってきていますね。ここが一番ヤバいそうです。
このような話を知ってか知らずか、今年の10月19日に国際シェイクアウトデーとして、地震発生時の素早い行動の大切さを伝えることを目的とした日が制定されている。もしかすると政府や世界は10月末に発生するという大規模地震をある程度予測できているのではないか、などともいわれているというのですが、そのための備えとして注意喚起をしているのかもしれません。真相は闇です。
2.「火に関する予言~地上を覆う炎」
地震以外の自然災害についても警告しています。特に注意が必要な地域としては、オーストラリア、ニュージーランドのあたりと北アメリカ。北アメリカでは熱や火に関連する事件が相次ぐだろうと、火災などの災害がみられると予言している。
山火事レベルではなく、致命的な“火”に関する災害らしい。これは占星術的に重要になっている星の一つに火星があるということで、この火星が日本にも良くない影響を与えているのではないか、とも言われているそうです。
3.「世界大戦へ日本が参戦」
これが一番自分的には避けてもらいたい予言です──(『施術家・吉田正幸の「ストレス・スルー術」』2023年7月8日号より一部抜粋、この続きは7月分のバックナンバーをご購入の上お楽しみください。その月の全ての号が届きます)
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