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実は人間もともと「ネガティブ思考」。ではなぜ「ポジティブな人」がいるのか?

人間にはポジティブ思考の人とネガティブ思考の人の「2種類」がいると思っていたという、メルマガ『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』の著者、石川和男さん。しかし、実はそうではなかったと、ある記事を読んで気づき、人が自分を変える方法というものについて新たな知見を見出しています。

夢を実現に導く「ネガティブ思考」とは?

私は最近まで、世の中には根っから「ポジティブ思考な人」と「ネガティブ思考な人」の2種類がいると思っていました。

しかし、ある記事を読んでから、考え方が変わりました。その記事には、こう書いてあったのです。

人間はネガティブで当たり前

そもそも、人間が誕生してから、今のように安全になった期間はほんの少ししかありません。

人間の周りには、長い間、獰猛肉食動物が近くにいました。森にはトラが、沼には毒ヘビが、砂漠にはサソリが、川にはワニがいます。命がけの危険だらけ。

それだけではありません。おとなしく畑や田んぼを耕していたって不作の年もあるでしょう。

これまた、不安だらけ。だから、ネガティブになって当たり前。いや、「ネガティブ思考で行動しなければ生き残れない世界」だったのです。

もちろん、今でも会社に遅刻しそうだからと、車がブンブン走る道路を無理に横切ろうとすれば危険だし、「わー、かわいいな、あのライオン」と動物園のライオンの檻に入っていったら危険です。

でも、昔は危険の身近さが半端なかったのですね。というわけで、人間は遺伝子レベルでネガティブなのです。

「ネガティブは当たり前」という記事、腑に落ちました。

とはいえ、危険に近づきたくないからと、行動に移さないままでいると現状は何も変わりません。勇気を持って行動することによって、人生が変わることも事実。

では、どうすればいいのか?

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ネガティブな感情を逆手に取るのです!自分がやりたいこと、実現したいこと、夢、希望を叶えるために行動したとき、仮に失敗したらどのようなリスクがあるのか、あらかじめ考えておくのです!

例えば、「会社を辞めて独立しよう!」と思っても、「失敗したらどうしよう」と考えると、なかなか行動に移せません。そんなときは、失敗したときの最悪のケース、考えられるネガティブなことを想定し、すべてノートに書き出してみるのです。そうすると、

・独立して無収入になっても、6カ月間は貯金で賄うことができる。失業保険も出る
・子どもたちは独立しているから、少ない収入でも夫婦2人なら何とか生活ができる
・独立に失敗したって、再就職の道がある

など、会社を辞めて独立し、万一、失敗したとしても、何とかなることに気がつきます。失敗したことによって何が起きるのかを想定していれば、思ったより大したことにならないと気がつける。

「なんだ、失敗したとしても、いろいろと他の手があるじゃないか。路頭に迷うことはないんだ」とわかれば、独立のハードルが低くなるのです。

人間にとって、ネガティブ思考は当たり前。だったら、無理に目を背けるのではなく、逆に直視して失敗したときにどうなるかをノートにアウトプットする。そして、ネガティブな結果は想定済みで行動しましょう。

ネガティブに考えることは、遺伝子レベルで仕方がないこと。そんなネガティブ思考に拍車をかけるようトラブルやアクシデントが起こることもあります。

そんなときには、この言葉を口に出してほしい――(メルマガ『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』2023年8月24日号より一部抜粋。続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

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