なぜ、経験を積んだ会計士や税理士の書く会計本はわかりにくいのか?

 

さっそく本文のなかから、気になった部分を赤ペンチェックしてみましょう。

第一歩は「お客様のお困りごと」を見つけること

会計とは「お困りごと解決」をお金に換算すること

お困りごとの解決によって「報酬」が生まれる

決算書とはお金の「流れ」と「状態」を示すもの

損益計算書(PL)~「どれだけ儲かってるの?」売上から経費を除いて、いくら利益が出たのかを示したものが損益計算書(PL)

貸借対照表(BS)~「どれだけお金があるの?」企業が持っている資産の状態を表したのが貸借対照表(BS)

発生主義と現金主義のギャップを埋めるために必要になるのが、キャッシュフロー計算書です。1年間の現金の出入りをまとめて、最終的に1年間でお金がいくら残っているのかを計算した報告書です

BSの右側は、『よそからの借入』や『本業の利益』など、どこからお金を調達したかの『実態』を表す。そして左側は、『現預金』『在庫』『車』などのように、調達したお金をどんな形で保有しているかの『表現方法』を表しているんだ

お困りごとをたくさん解決したほうが、成績もよくなる

社員の給料を上げたいなら、内部留保に頼らず、利益を増やすしかありません

BSとは『お困りごと解決チーム』の累計の成績表

PLとは『お困りごと解決チーム』の今期のテストの結果

PLの最終的な利益がBSの純資産につながる

「変動費を減らす工夫」=「粗利を増やす働き方」

黒字倒産になる主な原因
1.過剰な在庫を抱えているとき
2.売掛金が回収できなかったとき
3.過剰な投資をしているとき

「商品開発部」では、どうやって客単価を上げるかを中心にディスカッション

あくまで経営者目線で会計をどう読むか、知りたい方には最初の一冊としてピッタリの内容だと思います。

これから独立起業しようと考える方には、特におすすめの内容です。

ぜひ読んでみてください。

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Amazon.co.j立ち上げに参画した元バイヤー、元読売新聞コラムニスト、元B11「ベストセラーBookV」レギュラーコメンテーター、元ラジオNIKKEIレギュラー。現在は、ビジネス書評家、著者、講演家、コンサルタントとして活動中の土井英司が、旬のビジネス書の儲かる「読みどころ」をピンポイント紹介。毎日発行、開始から既に4000号を超える殿堂入りメルマガです。テーマ:「出版/自分ブランド/独立・起業」

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【著者】 土井英司 【発行周期】 日刊

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