しかし文在寅政府当時、国防部でこの事案を担当した高官は本紙に「北朝鮮側がそのように爆破させたのに、どうしてGPの下にある地下構造物が正常なのか」とし「当時の検証は徹底的に行われた」と話した。それと共に「現政権が9・19合意を破棄する名分を探すためにこのような主張をすること」と話した。
軍事境界線付近のGP試験撤退は、当時も公平性をめぐる議論を呼んだ。韓国側保有の約80GPと北朝鮮側保有の約160GPという絶対的な数の差を考慮せず、同じく10か所を破壊し、1か所は原型を保存することにしたのが一方的に北朝鮮側に有利なのではないかという指摘だった。
しかし、当時文在寅元大統領は青瓦台NSC状況室で状況点検会議を開き「相互間GP撤収、また相互検証は南北の65年分断史に新たな一線を画す事件」とし「南北いずれも軍事合意に対する徹底した履行意志を示した」と自評した。この嘘つきをこのまま野放しにしておいてよいものなのだろうか。(朝鮮日報ベース)
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