英語学習を「うまくなってから喋る」という人がちっとも上達しない理由

 

さっそく本文のなかから、気になった部分を赤ペンチェックしてみましょう。

まず、「うまくなってから人と話そう」というマインドセットを変えることから

学ぶ目的を理解し、モチベーションを上げることこそが、英語学習では不可欠

AI時代に必要なのは人間的で魅力的なコミュニケーション能力

動画による英語学習は中級者以上から

言葉遣いが適切で、比較的理解しやすい「家族向けほのぼのコメディ」がおすすめ

「英語を聴く、意味を調べる、発音の仕組みを確認する」を繰り返す

オンライン英会話を、日常のルーティンにしてしまう

スピーキング練習におすすめのアプリ
(1)ELSA SPEAK

(2)EnglishCentral

英文法チェッカーで弱点を発見

インプットは精密に、アウトプットは大胆にやる

文法を勉強するときは例文暗記が基本

アクティブボキャブラリーと言われる「使える単語」を増やす

ライティングでは常にAIを用いる

たとえば、次の文章を書くとします。

【日本文】世界の首脳が率直に話し合うことが重要です。

こちらを機械翻訳のDeepLに入れると、

【翻訳文】It’s important thatworld leaders talk frankly with each other.

と出てきます。これを文法チェッカーのGrammarlyに入れると、「It’s important thatは冗長なので書き
換えましょう」と指摘され、さらに簡潔な英語を提案されます。

【添削後】World leaders must talk frankly with each other.

これをコピーして、再度DeepLに戻して今度は「英語」→「日本語」に訳します。逆翻訳をして、自分の言いたかった日本語に訳されるかチェックします。

【逆翻訳】
世界のリーダーたちは、互いに率直に話し合う必要がある。

最近、海外に向けて情報発信しなければ、と思っていたことがいくつかあったのですが、これならできる気がしてきます。

学習法としても、英語情報発信の実践としても、勉強になる本です。

ぜひ、読んでみてください。

image by: Shutterstock.com

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Amazon.co.j立ち上げに参画した元バイヤー、元読売新聞コラムニスト、元B11「ベストセラーBookV」レギュラーコメンテーター、元ラジオNIKKEIレギュラー。現在は、ビジネス書評家、著者、講演家、コンサルタントとして活動中の土井英司が、旬のビジネス書の儲かる「読みどころ」をピンポイント紹介。毎日発行、開始から既に4000号を超える殿堂入りメルマガです。テーマ:「出版/自分ブランド/独立・起業」

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【著者】 土井英司 【発行周期】 日刊

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