さっそく本文のなかから、気になった部分を赤ペンチェックしてみましょう。
聴き手がつまらないと感じる4つのパターン
1.話の内容がまったくわからない
2.その話は自分には関係ない
3.自分に関係する内容だけれど、今は不要・自分には無理そう
4.すでに知っていること・できていることで、もう当たり前
人がもっとも興味があるのは、「自分に直接関わること」
自分が「何を話したいか?」ではなく、聴き手に「どう変わってほしいか?」をまず明確にする
話し手は、聴き手の視野を広げてあげるべき場合がある
メリット提示の4ステップ
1.聴き手の問題点をあぶり出し、メリットの存在に気づかせる
2.成功事例を紹介し、頭の中に絵を描かせる
3.自分がそのメリットを提示できる理由を伝える
4.メリットを享受できる具体的なステップを説明する
「対比」の使い方3パターン
1.2つの対象を対比
2.平均と対比
3.1の対象の中で対比
即効フレーズ
「○○(仮想敵)には絶対に負けません!」
「○○(仮想敵)は、絶対に倒します!」
「○○(仮想敵)をなくすことが、私の目指すゴールです」
「因果の型」
1.遠い因果関係をつなげる
2.第3の因子(真因)を見つける
3.因果関係を逆転させる
「金属」「非金属」という分類で抽象化しておき、そこから説明を展開することで、説明の総量をカットダウンできます
即効フレーズ
「ここだけの話ですが、……」
「まだ表に出ていない話なのですが、……」
「ほんの一握りの人しか知らないことなのですが、……」
即効フレーズ
「皆さま、真ん中の○○を選ぶことが多いです」
「この○○が、一番人気です」
これまでいろんなものをトークで販売してきた土井から見ても、これは心理学を踏まえた、使えるノウハウ集だと思います。
一般的な話し方本では物足りない、もっと実践的な本が欲しい、という方に、ぜひおすすめしたい一冊です。
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