ダウンタンの松本人志(60)やサッカー日本代表の伊東純也(30)など、過去に肉体関係を持った女性から“性加害”を告発される著名人が相次いでいますが、それと類似の「MeToo砲」を、ミュージシャンの長渕剛(67)が浴びています。巷の報道こそ控え目なものの、長渕とドラマで共演したことがある元女優は、違法薬物使用や性暴力があったと主張。来年2025年の桜島ライブで引退との情報もある長渕ですが、今回の疑惑との関係も取沙汰されているようです。そんなカオスの中、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは、長渕の妻・志穂美悦子(68)の「ある変化」に注目しました。
長渕剛に降って湧いた“キメセクレイプ”疑惑
長渕剛が突如YouTubeに登場して芸能関係者たちを驚かせています。少し前に元女優が、
“1997年、ドラマで共演した大先輩、ミュージシャンNさんから犯罪まがいの性暴力を受けた。他にも色々と複数の出来事に巻き込まれ複雑性PTSDになった”
と告白したことがそのきっかけではないかと、芸能関係者たちの間では囁かれています。
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キーワードを繋ぎ合わせれば、1997年の『ボディーガード』というドラマが浮かんできます。
主題歌『ひまわり』も70万枚近いスマッシュ・ヒットを記録し、劇中で長渕が披露した空手の殺陣は今でも私の記憶に鮮明に残っています。
この元女優の告白で聞き捨てならないのは、“Nさん”が違法薬物を使って性暴力をふるったという証言です。
長渕といえば1995年1月に自宅から大麻1gが見つかり大麻取締法違反で現行犯逮捕された過去を持ちます。
逮捕時、違法薬物使用の有無を確かめる尿検査が行われましたが結果は陰性、後に不起訴処分となっていました。
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長渕の妻・志穂美悦子と10億円豪邸
私が長渕の名前を聞いてすぐに頭の中に思い浮かぶのは、10億円はくだらないと言われている都内にある彼の白亜の豪邸です。
見上げるだけで軽くめまいを感じてしまったのを昨日のことのように記憶しています。
もうひとつ、近くのドッグランも整備された大きな都立公園を、2匹の大型犬とともに散歩を楽しむ志穂美悦子夫人の姿も今でも忘れていません。
初めて悦子夫人を目撃したときに「あれ…今のは志穂美悦子?」と口にしましたが、側にいた若いカメラマンは漫画の吹き出しのように、頭の周りに「?」の応酬…。
口をポカンと開けて「誰ですか、それ…」といったリアクションに、ジェネレーション・ギャップを思い切り感じたものでした。
『柳生一族の陰謀』や『里見八犬伝』で大人気だった“悦っちゃん”を知らないのか…と。
夫の不倫にも一切動じず。志穂美悦子あっての長渕剛
これはあくまで私の個人的な感覚ですが、長渕が40年以上もトップ・アーティストとしていられるのは“賢夫人”であるこの“悦っちゃん”の存在があるからだと思うのです。
古い話で恐縮ですが長渕は、1991年に『しゃぼん玉』というドラマで共演した女優と不倫しているのではという噂がありました。
夫の噂に関して自宅で対応した“悦っちゃん”の「あの方は主人のタイプではありませんから」とコメントしたことには本当に驚かされたことを思い出します。
「ノーコメント」と完全に無視するのが人気有名人家族の対応だと思うのですが、きっぱりと言い放った“悦っちゃん”に、長渕以上の男気を感じたものです。
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長渕の妻・志穂美悦子に奇妙な変化
またこれから数年後、同ドラマで共演し同じく不倫を噂されたのが国生さゆりでした。
このときは長渕と“悦っちゃん”、国生という三者で何度も話し合い、国生に不倫を認め謝罪会見を開くよう提案したのが“悦っちゃん”だったと言われています。
不倫謝罪会見場の裏で仁王立ちしていた“悦っちゃん”は、今でも芸能史に残るエピソードになっています。
それにしても、この元女優は何故今こんな告白を改めてしたのか、来年2025年10月の鹿児島・桜島ライブをもって長渕は引退するのか、最近“悦っちゃん”は何故露出し始めたのか…。
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長渕の周りで何が起ころうとしているのでしょうか…。
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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」
image by: 長渕剛 公式YouTubeチャンネル