元TOKIO 山口達也の卑怯な“論点ずらし”とは?アル中より重大な「女子高生強制わいせつ」スルーしテレビCM復帰の怪

20240109tatsuya-yamaguchi_eye
 

元『TOKIO』メンバーの山口達也(51)が4日、テレビコマーシャルへの出演という形で“芸能界復帰”を発表した。山口は2018年の女子高生に対する強制わいせつや2020年の酒気帯び運転で活動休止状態に。近年はアルコール依存症の治療に取り組んでいたが、それをもって未成年への強制わいせつ事案まで「みそぎが済んだ」と言えるのか。業界内でも懸念が多い山口の動向について、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄氏が解説する。

ベテラン芸能マネージャー「CM出演は最悪のタイミングだ」

まもなく52歳になる元『TOKIO』山口達也が、旧ジャニーズ事務所との契約解除後初めてのCM出演を発表しました。SNSでは――

「誰にでも間違いはある。十分に社会的制裁を受けた山口の再起を応援したい」

「復帰が早過ぎない? 未成年女子高生やその御家族には誠意を見せているのだろうか…」

「道路交通法違反、強制わいせつ、飲酒運転…顔を見るだけで吐きそうになる」

「更生の妨げはしたくないけど、多数の“前科”を抱える人にCM出演依頼って…考えられない」

と賛否両論のコメントが溢れています。

そこで知人のベテラン芸能マネージャーに、山口のCM出演の感想を聞いてみました。

「旧ジャニが開いた“性加害”問題に対する謝罪会見直後、木村拓哉が“Show must go on”と自らのSNSに投稿し袋叩きにあったけれど、これと同じ位悪いタイミングでの発表だったと思うョ。もう少し…せめて“性加害”問題のどんよりとした空気感が少し薄れてきてからでもよかったのに…」

キムタクの投稿は一気にタレント生命を縮めてしまった感が拭えません。

山口についても、2019年8月に「これが最後の取材」と『女性セブン』に独占告白記事を掲載しておきながら昨年4月には『朝日新聞』の取材を受け、そして“性加害”問題渦中にこのCM出演というタイミングの悪さは残念としか言いようがないように思えます。

株式上場を目指し?「未成年に強制わいせつ」の山口を起用

どうにも気になったので、鹿児島県在住の知り合いの飲食店経営者に、山口をCMに起用した企業のことを聞いてみると――

「元々の商売は土建屋さん。高齢化社会を先読みして、建設業から介護事業に転職・転身したやり手実業家だよ」と教えてくれました。

【関連】松本人志が「証拠見せてよ」しか言えぬワケ。スピードワゴン小沢が“性加害”全貌を暴露する可能性…取り巻き芸人ら戦々恐々

山口をCMに起用した理由については「山口さんの、生きることの困難さに向き合い、日々を懸命に生きている姿に共感したから」と言っていますが、やっかみからでしょうか、同業者のライバル企業関係者からは「上場企業を目指し、知名度を全国区にレベルアップさせたいんでしょう。今や飲酒運転やアルコール依存症の講演に引っ張りだこの山口とタッグを組めば宣伝効果は抜群ですからね」といった辛辣な声も聞こえてきます。

print
いま読まれてます

  • 元TOKIO 山口達也の卑怯な“論点ずらし”とは?アル中より重大な「女子高生強制わいせつ」スルーしテレビCM復帰の怪
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け