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徴兵逃れだけじゃない…ってコト!? ウクライナ芸人ナザレンコが嫌われる7の理由。橋下徹氏「祖国に戻らなあかんやろ」にSNS賛同、ついに戦場送りか

橋下徹氏のX投稿をきかっけに、政治評論家のアンドリー・ナザレンコ氏(29)にあらためて注目が集まっている。“謎のポッと出ウクライナ芸人”の危険な正体とは?

自称政治評論家、アンドリー・ナザレンコ氏の危険な正体

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(54)が18日、「ウクライナ、国外の徴兵対象者への領事業務を再開」との報道をうけてXを更新

「海外にいる徴兵対象年齢のウクライナ人男性は、そりゃ祖国に戻らなあかんやろ。日本にもいる。祖国では同胞が命を懸けて戦っているんやから。特にロシアを倒せと海外から主張している徴兵対象年齢者は帰国しないのか」と持論を展開して、ネット上の注目を集めている。

橋下氏は名指しを避けたが、この投稿を目にしたSNSユーザーは、ほぼ全員が「ある人物名」を連想してしまったらしく、“賛同”の声が相次いでいる状況だ。

《はい、あいつのことですね。わかります》

《安全圏から戦争を煽る人間なんて叩かれて当然》

《これ半分名指しだろ…》

《人生で初めて橋下徹に100%同意するわ》

《該当者が1人しか思い浮かばなくて草》

《偉そうなこと言うならまず自分が最前線で玉砕しないとなぁ》

《えまって、何レンコさんの話ですか?》

この現象について、40代ネットメディア編集デスクは次のように説明する。

「橋下さんが暗に批判したのは、ウクライナ出身の自称政治評論家、アンドリー・ナザレンコですね。現在29歳、ウクライナ国籍のナザレンコは、政治思想的には“ネトウヨ系エセ保守”の系譜にあたる。彼は2022年ロシアのウクライナ侵攻後、日本国内でウクライナ支援を強く訴えてきましたが、今ではネット民から呆れられ、嘲笑される存在になっているんです」

ナザレンコ氏は、なぜそこまで嫌われてしまったのだろうか?SNSを調べると、同氏の「徴兵逃れ」疑惑を批判する意見が多いようだ。また他にも大小さまざまなツッコミどころが見つかった。それぞれ詳しく見ていこう。

 

謎のウクライナ人・ナザレンコ氏が嫌われる7つの理由

(1)「徴兵逃れ」疑惑

いまや国家存亡の危機にあるウクライナ。兵力に勝るロシアとの戦争は圧倒的に劣勢で、海外からの資金・兵器援助で何とか持ちこたえている状況だ。

ウ政府は徴兵年齢を引き下げるなどして戦力の拡充に努めているが、ナザレンコ氏がこの徴兵から逃げ回っている、との批判が非常に多いという。

「ナザレンコは、自分は安全な日本に滞在しながら『戦え!戦え!』と勇ましく戦争を煽ってきた人間なんです。開戦当初は多くの日本人が『ロシアに侵略されたウクライナ』に対して同情的だったと思います。でも、日本を含む国際社会に対し巨額の資金援助を求め続ける謎の上から目線や、徴兵逃れとしか思えない言い訳&クソダサムーブの数々で完全に信頼を失ってしまいました」(前同)

「ナザレンコ」で検索すると、「口だけ」「チキン」「徴兵逃れ」といったキーワードがサジェストされる。これが日本のネット民の総意ということか。

(2)日本国の戦争を煽っている

ウクライナ人がウ政府による徴兵から逃げること自体は、必ずしも悪いことではない。なぜなら、戦争反対の立場から兵役を忌避する人たちもいるからだ(良心的兵役拒否)。その点、ナザレンコ氏は「自分だけ安全地帯に身を置いて」戦争を煽ってきた卑怯な態度が嘲笑されているわけだが、日本のネット民にとっては、さらに納得いかない点があるようだ。

「実はナザレンコは、ウクライナだけでなく、日本の戦争も煽っているんですよ。『台湾有事は日本有事』とのキャッチコピーを無批判に支持し、日本国民に対して戦場で死んでこいと居丈高に主張している。祖国を守るのは当然の義務、日本人は平和ボケと言いたいのでしょうが、自分自身は徴兵から逃げ回っておいて、どの口が言ってるんだと批判されています」(前同)

『はだしのゲン』の町内会長と、「あなたは祖国のために戦えますか」と発言し若者から「おまえが行ってこい」と痛烈な批判を浴びた櫻井よしこ氏を足して2で割ったような男、それがナザレンコ氏ということか。

同氏は、日本は憲法改正をすべきだとも主張しているが、「よその国の憲法のことを心配する暇があるなら、ロシア兵と刺し違えてこい」との声が上がっているという。

(3)旧統一教会や日本会議とズブズブ

ナザレンコ氏と櫻井よしこ氏の芸風が丸かぶりという時点で、ピンときた読者も多いかもしれない。安全地帯から戦争を煽ることを生業としているナザレンコ氏は、旧統一教会日本会議とズブズブの関係にあるという。

「ナザレンコは旧統一教会系のメディア『世界日報』や、国際勝共連合の『勝共UNITE』チャンネルに何度も露出しています。また日本会議とも関係が深く、建国記念日の奉祝講演会でも講師に呼ばれるほど。このことが知れ渡ったせいで、ネットではカルト工作員という評価が定まりつつあります」(前同)

弊サイトでも繰り返し伝えてきた旧統一教会、そして日本会議の危険性。詳しくは、「文鮮明夫妻“世界支配の夢”に利用された『日本会議』の自業自得。創建1250年の神社宮司が斬る保守派の大罪」で取り上げているので、ご一読いただきたい。

祖国の徴兵から逃げ回り、日本国憲法の改正を叫ぶ“謎のポッと出外国人”が、カルト方面と太いパイプを持っている、という事実は知っておいて損はないだろう。

(4)祖国が危機の中、日本のガールズバーに物申す

ナザレンコ氏は18日、Xに以下のような「ガールズバー論考」を投稿。だが、これに対するネット民の評判がすこぶる悪いようだ。

「キャバクラやガールズバーの女性から『一杯もらっていいですか?』的なことを聞かれたときに、客の男性はどう対応すべきか?について、謎の長文で論じた投稿です。もちろん、お前は今、そんなこと言ってる場合じゃないだろと総ツッコミ状態。『今度はガールズバー評論家にでもなるつもりか』など、節操のなさに批判が集中しているんです」(前同)

念のために投稿を読んでみたが、実にどうでもいい内容だった。日本のガールズバーに一家言あるナザレンコ氏は、毎夜この手の店で、世界情勢や祖国防衛について深く考えを巡らせているのだろうか?

(5)自衛隊で偉そうに講演している

そんなナザレンコ氏のビジネスの1つが「講演」だという。同氏の存在自体がもはや外患誘致にも思える中、なんと我が国の自衛隊に講釈を垂れているというのだから驚かされる。

「旧統一教会や日本会議との関係が取沙汰される“怪しい外国人”が、日本の自衛隊に深く食い込んでしまっていることを憂慮する声が多く上がっています。自衛隊関係で講演と言えば、櫻井よしこや“女ほんこん”こと三浦瑠麗も辿ったカルト似非保守のエリートコース。この異常性を、もっと多くの人たちが知るべきではないでしょうか。ガールズバー論考を読めばわかるように、ナザレンコは軍師としても無能です。『これでは自衛隊の精鋭たちが可哀想すぎる』といった声が聞かれます」(前同)

(6)何を言っているのかサッパリわからない

ナザレンコ氏に対しては「何を言っているのかわからない」「日本語が怪しい」といった批判もまた多いようだ。

「ガールズバー論考を読めばわかるように、ナザレンコに高度な日本語の文章を読解・作成する能力はありません。何を言いたいのかわかりにくい発言が多いともっぱらの評判です。外国人としては日本語能力が高くても、ネイティブには到底及ばない。なぜこれが問題になるかというと、彼が我が国の憲法改正にまで口出しをしているから。ナザレンコに、日本国憲法の解釈という芸術を理解できるとは到底思えないですね」(前同)

日本国憲法は我が国の最高法規だ。改正するべきかどうか、様々な意見があるのは事実だが、少なくとも、ウクライナのガールズバー評論家があれこれ口を出すような話ではないだろう。ナザレンコ氏の日本語は、三浦瑠麗氏とはまた違ったベクトルで「何を言いたいのかサッパリわからない」のが特徴と言えそうだ。

(7)陰でコソコソと安倍晋三元首相をディスっていた

そんなエセビジネス右翼のナザレンコ氏だが、“類友”の櫻井よしこ氏や三浦瑠麗氏とは一線を画する「独自性」が1つだけ発見された。

なんと、SNSの裏垢で、安倍元首相のファッションを揶揄し、ファシストと批判していたというのだ。

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「『なぜあなたは射殺された安倍晋三さんのことをファシストと批判するのですか?』というネット民からの質問に、ナザレンコは『あなたには皮肉という高度なコミュニケーションが一生理解できない』と反論しましたが、それによって裏垢は本物であることが確定したと見られています。安倍さんには毀誉褒貶あり、ファシストという批判は当然あり得るところ。でも、同じエセビジネス右翼の櫻井よしこや三浦瑠麗が、形だけかもしれないとはいえ安倍さんに敬意を払ってきたことを考えると、ナザレンコのこの悪口は、恐るべき人間性の欠落を示していると思いますね」(前同)

コソコソと徴兵から逃げ回って日本の政治に口出しし、さらに安倍元首相をディスるというダブスタの権化。もしナザレンコ氏が“出征”を決意すれば、日本国民は万歳三唱で激戦地に送り出してくれるに違いない。

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