さっそく、気になるポイントを赤ペンチェックしてみましょう。
話を聞いてくれる人には、話しかけやすい
「ぜったいに否定しない人」には、話しかけやすい
“相手”の引き出しから、おもしろいものを見つける
得意分野のある人には、話しかけやすい
会話が続かないのは、声かけや、聞かれたことに対して「そうですね」「○○です」など、ひと言だけで返しているからです。(中略)「天気がいいですね」と話しかけられたときも、あとひと言足すと会話が続きます
“事柄”より“感情”を示す言葉で返す
忙しくても相手の顔を見て返事をする
話のなかから自分が興味をもてそうなことを見つけたら、「それって、どんなものですか?」「どんなふうにするんですか?」「どんなところがおもしろいですか?」など、相手が具体的に話せるように質問する
マナーとしていただけないのは、「私の場合はね、~」「あ、僕もそこ行ったんだけど、~」と自分の話にすり替えてしまうこと
あたりまえのことに「ありがとう」を伝える
“一緒”になにかをすることで、ノリのいい印象になり、親近感をもたれます
指摘するより、さりげなくフォローする
“話しかけやすい姿勢”にするヒケツは、椅子に深く腰掛けないこと
特定の人を批判するときは“部分的”に“私”を主語に
正論が届かないのは、相手に寄り添う気持ちがないから
角が立たない「断り方」
1「やりたくない」ではなく、「やりたくても、やれない」と言う
2 代替案を提示する
3 条件つきで引き受ける
相手が答えやすい質問のコツ
1 範囲を狭めて具体的に聞く
2 二択で質問する
3 いきなり踏み込んだ質問をしない
有川さんの本は、さらりと読めてためになる本が多いですが、本書もまたそんな一冊です。
「運」という字は、「運ぶ」と書きますが、それを運んでくるのは、やっぱり人間。
人に運を運び、運ばれる人になるために、ぜひ読んでおきたい一冊です。
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