好かれる話し方はこうして作る。思わず「話しかけたくなる人」の特徴とは

 

さっそく、気になるポイントを赤ペンチェックしてみましょう。

話を聞いてくれる人には、話しかけやすい

「ぜったいに否定しない人」には、話しかけやすい

“相手”の引き出しから、おもしろいものを見つける

得意分野のある人には、話しかけやすい

会話が続かないのは、声かけや、聞かれたことに対して「そうですね」「○○です」など、ひと言だけで返しているからです。(中略)「天気がいいですね」と話しかけられたときも、あとひと言足すと会話が続きます

“事柄”より“感情”を示す言葉で返す

忙しくても相手の顔を見て返事をする

話のなかから自分が興味をもてそうなことを見つけたら、「それって、どんなものですか?」「どんなふうにするんですか?」「どんなところがおもしろいですか?」など、相手が具体的に話せるように質問する

マナーとしていただけないのは、「私の場合はね、~」「あ、僕もそこ行ったんだけど、~」と自分の話にすり替えてしまうこと

あたりまえのことに「ありがとう」を伝える

“一緒”になにかをすることで、ノリのいい印象になり、親近感をもたれます

指摘するより、さりげなくフォローする

“話しかけやすい姿勢”にするヒケツは、椅子に深く腰掛けないこと

特定の人を批判するときは“部分的”に“私”を主語に

正論が届かないのは、相手に寄り添う気持ちがないから

角が立たない「断り方」

1「やりたくない」ではなく、「やりたくても、やれない」と言う

2 代替案を提示する

3 条件つきで引き受ける

相手が答えやすい質問のコツ

1 範囲を狭めて具体的に聞く

2 二択で質問する

3 いきなり踏み込んだ質問をしない

有川さんの本は、さらりと読めてためになる本が多いですが、本書もまたそんな一冊です。

「運」という字は、「運ぶ」と書きますが、それを運んでくるのは、やっぱり人間。

人に運を運び、運ばれる人になるために、ぜひ読んでおきたい一冊です。

image by: Shutterstock.com

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Amazon.co.j立ち上げに参画した元バイヤー、元読売新聞コラムニスト、元B11「ベストセラーBookV」レギュラーコメンテーター、元ラジオNIKKEIレギュラー。現在は、ビジネス書評家、著者、講演家、コンサルタントとして活動中の土井英司が、旬のビジネス書の儲かる「読みどころ」をピンポイント紹介。毎日発行、開始から既に4000号を超える殿堂入りメルマガです。テーマ:「出版/自分ブランド/独立・起業」

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【著者】 土井英司 【発行周期】 日刊

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