MAG2 NEWS MENU

安藤美姫(36)、16歳教え子にセクハラ疑惑も「誰も信用できない」逆ギレの理由。男女逆なら一発アウト“手つなぎデート”を芸能記者はどう見たか?

元フィギュアスケーターでコーチとしても活動中の安藤美姫さん(36)が、20歳年下の教え子である男子選手(16)との“親密デート”を週刊誌にスクープされ、「子ども相手に何を考えているんだ」「男女逆ならセクハラで一発アウト」など厳しい批判を浴びています。フィギュアスケート界では過去に、男性コーチが13歳の女子選手に対する強姦致傷容疑で逮捕される事件が発生。性的な目的から大人が子どもに接近し、信頼関係を築いて手なずける「グルーミング」行為は、大きな社会問題ともなっています。今回の騒動を、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんはどう見たのでしょうか。

安藤美姫が文春砲に逆ギレ、20歳下・未成年教え子との“USJデート”発覚

元フィギュアスケート選手で、現在は日本フィギュアスケーティングインストラクター協会会員でコーチを務める安藤美姫が、20歳下の教え子との『ユニバーサルスタジオジャパン』デートで“文春砲”を浴びてしまいました。

この教え子は日本スケート連盟の強化指定選手ですから、連盟から活動の為の資金援助が受けられますし、世界で戦える、将来はオリンピック出場も期待されている選手と言えます。

世界の舞台で自らも存分に戦ってきた安藤が、そんな連盟も認めた“金の卵”のヘッドコーチに就任したのは昨年秋でした。

実は昨年暮れの全日本選手権あたりには、2人の仲の良さがSNSで散々拡散されていました。

選手の衣装とカラーコーディネーターされた安藤コーチの姿はまるでペアルックのようだとか、演技を終えた彼を迎えるハグが情熱的すぎないか…とか。

そして、具体的に「『週刊文春』の報道は…」と記したわけではありませんが、この記事が出た直後、安藤は自らの『X』に思いのたけを英文でしたため投稿します。

「誰も信用できない」

「誰かの人生、誰かの心を破壊することを、彼らはどう感じるのでしょう」

「あなたたちは真実を知らない」

「なぜみんな、知らないことを信じるのか」

20数年に渡って彼女を見てきた私の個人的な感想を申し上げれば、安藤は自分の立場が悪くなると、決まって大袈裟に立ち振る舞う習性のようなものがあると言えるのですが…。

息子の将来を案じた母親による“告発”の可能性も?

「誰も信用できない」は、この教え子との親密な関係をリークしたのが自分の身近な関係者だと暗示しているのでしょうか。

練習中は「さすが美姫ちゃん! 教え方が上手いから、選手はすぐ上達するね」なんて言っておきながら、実は陰で安藤とこの教え子を何とか引っ張り落とそうとしていた…ということでしょうか。

そんな人物がもし2人のUSJ行きを耳にしたとしたら…「面白い写真が撮れるかもしれませんよ」的なリークをすることも十分想定されますよね。

SNSでは息子の将来を案じた母親からのリークでは…なんて意見もありました。

2人で出掛けることを告げられた母親が、監視役としてUSJにも付いて行ったのでは…なんて意見です。

だとすれば、記事にあるように、母親が2人から離れた途端に“恋人つなぎ”をしたり、お互いに腰に手を回したり…という意味もわかってきますけれど…。

フィギュアスケート界では、過去にコーチによる性加害事件も発生

そんな記事を読みながら、私の脳裏を駆け巡ったのは、16年も前になりますが名古屋で起きた忌まわしい事件でした。

当時56歳だった有名男性フィギュアスケートコーチが、43歳下の(13歳!)教え子に対する強姦致傷容疑で逮捕された事件です。

温厚そうな外見とは裏腹にそんな罪状で逮捕されたことに、私もショックを受けた憶えがあります。

当時の私は、国際大会や高校卒業を控えた浅田真央ちゃんの取材で、度々名古屋に出張していましたから、面識は無かったとはいえ、フィギュアスケート界という括りでこんな犯罪が起きたことに驚いたことを憶えています。

さらにこの事件をきっかけに、コーチという強い立場を利用して、教え子に無理難題を強要する輩も少なくないことがわかったりもしたのです。

私が取材でお世話になった選手たちの中にも「合宿先でお風呂に誘われた」とか、「練習で疲れた筋肉をほぐしてあげるよって言われて…」なんて怖い思いをした子がいたりしたのです。

「やめろよ、誤解されたらどうするんだよ…」現役時代に安藤美姫を制止した男子フィギュアスケーター

安藤の記事を読みながら、まだ安藤も織田信成も現役選手だった頃、早朝の旧プリンスホテルのラウンジで、織田の腕に絡みつきながら歩く安藤の姿を思い出しました。

「止めろよォ~! 誤解されたらどうするんだョ…」と言った織田の声が聞こえてきます。

選手として幼少期から世界を飛び回って来た安藤ですから、日本人には理解しがたい濃厚なスキンシップも、彼女にとっては普通の、何でもない行為なのかもしれません。

『週刊文春』の報道にどんな真実や誤解があるのかは当人たちにしかわからない事実でしょう。

ただ心が重いのは、“金の卵”のこの教え子が、光り輝く将来を見失ってしまわないかという心配です。

開き直るにも、立ち向かうにも、あまりにもまだ若い選手です。

どうかこんなこと(?)で、夢を諦めることだけはしないでほしい…そう願うばかりです。

【関連】aiko洗脳で記者が思い出す、吹石一恵の情報戦と福山雅治の冷徹な一面…結婚はポシャる寸前だった!? 緊迫の舞台裏

【関連】タワマン刺殺女性「命を賭けて金を搾り取る」証拠動画が物議。色恋営業論はなぜ和久井容疑者に通用しなかったのか?

【関連】「路上キス激写」浅田舞と浅田真央、“毒親”が育んだ姉妹の絆とは?記者が語る浅田家の原風景…「愛に生きる大胆な人」という言葉の重み

【関連】羽生結弦“たった105日の結婚生活”で芸能記者が思い出す、無言で警察署へと向かった「ゆづママ」

【関連】トヨタ認証不正問題の「不正」を辛坊治郎氏が暴露。国交省・マスコミ・メーカーの馴れ合いが日本の国益を毀損している

【関連】幻の駄菓子屋ゲーセン『ばっちゃん』は本当に実在したのか?1プレイ20円、マリオではなくマサオ…昭和の小学生を魅了した尼崎の社交場

プロフィール:芋澤貞雄

1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

print

シェアランキング

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MAG2 NEWSの最新情報をお届け