『女性セブン』が報じた中居正広(52)の女性トラブル。9000万円の巨額示談金が報じられているが、相手女性や被害内容は不明。そんな中、元フジテレビアナウンサー、渡邊渚(27)の名前が急浮上してきた。
『女性セブン』が報じた中居の深刻な女性トラブル
『女性セブン』(12月19日発売)がスクープした、中居正広(52)の深刻な女性トラブルが波紋を広げている。
記事によると2023年、フジテレビ編成幹部が中居と芸能関係の女性を含む3人での会食をセッティングした。ところが当日、この幹部は現れず、中居と女性は個室で2人きりに。そこで何らかの“深刻な問題”が発生した結果、中居は代理人を通して約9000万円の解決金を支払った、とされる。
この報道からは相手女性が誰で、具体的にどんなトラブルが起きたのかはわからない。だがネット有志の間では、被害者の女性は元フジテレビアナウンサーの渡邊渚(27)で、会食をセッティングしたのは現フジテレビ編成部長ではないか?との観測が広がっている。
渡邊は2020年4月にフジテレビ入社。『めざましテレビ』などで活躍していたが、2023年7月に体調不良で入院した。今年8月にフジを退社しフリーとなった渡邊は、「生命の危機を感じる衝撃的な出来事が生じた」(FRIDAYインタビュー)ことにより、2023年6月時点でPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症していたことを明らかにしている。
「渡邊を傷つけたのは中居ではないか?」とネット民たちが疑う理由は何か。
「『女性セブン』本誌の記事には、『NEWSポストセブン』の無料記事では触れられていない重要な記述が複数あります。ズバリ実名が書かれているわけではないのですが、これがネット民たちの推理の根拠になっているのです。私も実際に読みましたが、フジ幹部の正体については可能性濃厚。渡邊渚さんに関しても可能性大、という印象を受けました」(テレビ制作関係者)
記事によると、中居とこのフジテレビ編成幹部はヒラの時代からの付き合いで、中居の後押しによって局内でスピード出世した。『だれかtoなかい(旧・まつもtoなかい)』を発案し、中居と松本人志に番組化を持ちかけた仕掛け人であり、過去には『ワイドナショー』も担当していたことがあるとされる。
そこで、このような経歴にあてはまるテレビマンを探してみると、現フジテレビ編成部長以外には該当者が見つからない、ということらしい。
「大雨の降る夜だったそうです」暗号めいた一節に注目
また、元フジ女子アナの渡邊が“被害者”と目される根拠としては、『女性セブン』本誌記事の暗号めいた一節が注目されている。
会食がセッティングされた経緯について「事情を知る関係者」が説明するくだりに、このような記述があるのだ。
「大雨の降る夜だったそうです。当初は、中居さんとA氏、A氏が呼んだ芸能関係の女性の3人で会食する予定だったが、急にA氏が行けなくなったと言い出したため・・・」
いっぽう、下記は渡邊がFRIDAYのインタビューに応じ、PTSDに罹患した経緯を語った際の一文。
「当日は雨の日でした。その時の気候や最寄り駅、匂い、食べ物を想起するとパニック発作が起こり、『過覚醒』というPTSDの症状で些細(ささい)な物音にも恐怖を感じるように・・・」
このように、みごとに「当日の天気」が一致しているのだ。
『女性セブン』が込めた意味とは?
ネットメディア編集デスクが指摘する。
FRIDAYの記事には、『当日は雨の日でした』というフレーズが入る必然性があります。インタビューである以上、渡邊本人のナマの言葉を伝えることが重要ですからね。ですが『女性セブン』のほうは必ずしもそうではありません。『いつ、どこで、誰が、何を、どうした』の5W1Hに沿って書くのが、この手の記事の基本だからです。
ただし、週刊誌では新聞よりカジュアルな文体も許容されますし、『事情を知る関係者』によるタレコミを伝える箇所でもあります。そのため、『大雨の降る夜だったそうです』という一節に何らかの意味があるなら、あえて残すという判断は十分にあり得ます。逆に、これといった意味がない情報ならケバ取り(削除)されるのが普通ではないでしょうか」(ネットメディア編集デスク)
『女性セブン』は、被害者女性をしめすヒントとして、あえて「大雨の降る夜だったそうです」という一節を掲載したのだろうか。少なくともSNSでは、そのように解釈する人々が増えてきている。
“女子アナ上納システム”局ぐるみ発覚なら激震も
ただし、今回の女性トラブルについて『女性セブン』は、中居は「巨額解決金」を支払うことですでに「乗り越えた」、という構図で報じているのも事実だ。フジテレビをはじめテレビ業界内では、すでに“解決済み”の話として扱われているとされる。
SNSでも、約9000万円もの解決金を支払って示談が成立した“男女の話”を、今さら第三者が蒸し返すことに正当性はない、という意見をチラホラ見かけるが――。
「これが中居正広というタレント個人の女性スキャンダルであれば、たしかにそうかもしれませんね。ただ、もしウワサされているように、人気タレントを接待する“女子アナ上納システム”のようなものが存在し、そのアテンドにテレビ局幹部が関わっていたのだとすればまったく話が変わってきます。フジテレビの放送免許にも関わる一大不祥事に発展しかねないと思いますよ」(前出のテレビ制作関係者)
松本人志の文春砲からもうすぐ1年。この年末年始もまたテレビ界に激震が走るのか。今後の動向に注目だ。
image by: フジテレビ