より良い方向へ向かうために、理想の姿を明確にしてそこまでの道筋をたてる「ポジティブスパイラル」という手法。今回の無料メルマガ『起業教育のススメ~子供たちに起業スピリッツを!』では、著者で長く人材育成に携わってきた石丸智信さんが、個人・組織を問わず成長が期待できるこの手法の具体的な実践方法を詳しく記してくださっています。
在りたい姿から始まるポジティブスパイラル
以前、リーダーを対象とした研修において、「ポジティブスパイラル」についての講義がありました。その研修では、ポジティブスパイラルとは、「より良い方向に向かうための道筋」ということでした。本号では、研修の中で学んだ「ポジティブスパイラル」について考察していきたいと思います。
ポジティブスパイラルとは、
「ありたい姿(目的・目標など)を明確にする」
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「現状を把握する」
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「原因を究明する」
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「対策を立てる」
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「優先順位をつける」
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「対策を実施、実践する」
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「修正・改善する」
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「更なる理想、ありたい姿を明確にする」
というように、このサイクルを繰り返し、らせん階段を上がっていくイメージです。このポジティブスパイラルの講義を聴いて、すぐに思ったのは、このスパイラルは、問題の発見から解決に向けての流れそのものだと思いました。








