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日経VI:低下、株価底堅く市場心理改善

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は23日、前日比-1.37pt(低下率6.16%)の20.87ptと低下した。なお、高値は21.33pt、安値は20.57pt。昨日の米国株式市場でダウ平均が200ドルを超す下げとなったが、東京市場はナスダックが最高値となったことなどを手掛かりに買いが先行。日経225先物は上昇し、日経VIは低下して始まった。その後、日経225先物は伸び悩んだものの、下値を売り急ぐ動きはなく、株価の底堅さから市場心理は改善し、日経VIは昨日水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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