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マザーズ指数は小幅続落、終日方向感に欠ける展開、IPOのクリングルは堅調な初値形成

 本日のマザーズ指数は小幅続落となった。朝方は前週末水準からのスタート。直近IPO銘柄や個別材料株などに物色は見られたが、マザーズの主力処も高安まちまちの動きとなり、マザーズ指数も終日方向感に欠ける展開だった。なお、マザーズ指数は小幅続落、売買代金は概算で2119.07億円。騰落数は、値上がり94銘柄、値下がり239銘柄、変わらず11銘柄となった。
 個別では、JTOWERがマザーズ売買代金トップにランクイン。「5G基地局、23年度末に28万局 総務省が目標上げ」との一部報道を受けて、5G関連の一角として関心が向かったようだ。ココペリやいつも、ヤプリ、プレイドなど直近IPO銘柄では強い値動きを見せた銘柄も。また、資産管理ツール「みんかぶTradeWell」の無料モニター提供を開始すると発表したミンカブ・ジ・インフォノイドも上場来高値。その他、BASE、JIG-SAW、HENNGEなどが買われた。一方、ウェルスナビを筆頭にバルミューダ、かっこ、ファンペップ、KaizenPFなど直近IPO銘柄の一角でも売りに押された銘柄も散見。また、アンジェスやそーせいも下落。その他、ラクス、メドレー、ケアネットなどが売られた。
 なお、本日新規上場したクリングルは、公開価格(1000円)を48%上回る1480円で初値を付けた後、一時ストップ高まで上昇する場面もあったが、その後は換金売りに押される展開に。

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