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日経VI:上昇、緊急事態宣言の発出警戒

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は4日、前日比+1.36pt(上昇率6.84%)の21.23ptと上昇した。なお、高値は24.65pt、安値は20.32pt。今日の東京株式市場は寄付きこそ買いが先行したが、その後は売りが優勢となり、日経平均は下げに転じた。年末年始も新型コロナ感染拡大に歯止めがかからず、菅首相が1都3県の「緊急事態宣言」を週内にも発出する方向で検討していると表明したことなどから警戒感が高まった。日経225先物はマイナス圏で推移し、市場心理が悪化。日経VIは終日、昨年末水準を上回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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