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日経平均は55円安でスタート、ファーストリテや東エレクなどが下落

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27102.85;-55.78
TOPIX;1790.86;-0.36

[寄り付き概況]

 6日の日経平均は55.78円安の27102.85円と4日続落して取引を開始した。前日5日の米国株式相場は反発。ダウ平均は167.71ドル高の30391.60ドル、ナスダックは120.51ポイント高の12818.96ポイントで取引を終了した。ジョージア州上院選決選投票を警戒し寄り付き後下落した。12月ISM製造業景況指数が2018年8月来の高水準を記録したため景気見通しの改善で上昇に転じ、その後もOPECプラスによる供給抑制合意を受けた原油価格の上昇がエネルギー関連株を支援し堅調に推移した。

 米国株高を受けた今日の東京株式市場だが、寄り付き段階では売りが先行した。国内の新型コロナウイルスの感染者数が昨日、過去最多となり、足元経済への悪影響が強く懸念されていることに加え、5日に投開日を迎えた米ジョージア州の米上院決選投票の結果を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあり、株価の重しとなった。一方、良好な米経済統計の発表で米国景気に対する警戒感がやや後退したことに加え、原油価格上昇なども東京市場の株価支援要因となり、寄り付き後、日経平均は一時上げに転じた。今日は日本時間10時45分に20年12月の財新中国非製造業PMIが発表される。

 セクター別では、食料品、電気・ガス業、精密機器などが値下がり、鉱業、海運業、石油石炭製品、鉄鋼、パルプ・紙などが値上がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ファーストリテ、東エレク、アドバンテスト、ソニー、ダイキン、日立、ルネサス、OLC、ANA、中外薬、レノバなどが下落。他方、ソフトバンクG、トヨタ、ホンダ、任天堂、安川電、SMC、NTT、ソフトバンク、村田製、富士通、三井不、ZHD、ENEOSなどが上昇している。

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