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日経VI:上昇、株価下落で市場心理やや悪化

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は20日、前日比+0.60pt(上昇率2.60%)の23.71ptと上昇した。なお、高値は24.29pt、安値は23.06pt。昨日の米国株高を受けた今日の東京株式市場は寄付きこそ買いが先行したが、その後は目先高値警戒感から利益確定売りに押される展開となり、日経225先物は寄り後はマイナス圏で推移した。この動きを受け、市場心理はやや悪化し、日経VIは概ね昨日水準を上回って推移した。また、バイデン次期米大統領の就任式を控え、米社会の混乱を警戒する向きもあった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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