21日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり132銘柄、値下がり84銘柄、変わらず9銘柄となった。
日経平均は反発。20日の米国市場でNYダウは257ドル高となり、主要株価指数が揃って過去最高値を更新した。バイデン大統領の就任式が混乱なく進んだほか、新型コロナウイルスのワクチン接種ペースが加速するとの見方などもあり、投資家心理が上向いた。米国株の動向を注視していた東京市場でも安心感が広がり、本日の日経平均は187円高からスタートすると、朝方には一時28846.15円(前日比322.89円高)まで上昇。ただ、半導体関連株が売られたことが重しとなり、その後は堅調もみ合いといった展開だった。
大引けの日経平均は前日比233.60円高の28756.86円となった。終値としては昨年来高値を更新し、およそ30年5カ月ぶりの高値を付けた。東証1部の売買高は11億4447万株、売買代金は2兆4955億円だった。業種別では、サービス業、情報・通信業、金属製品が上昇率上位だった。一方、その他製品、銀行業、電気・ガス業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の59%、対して値下がり銘柄は36%となった。
値上がり寄与トップはソフトバンクGとなり1銘柄で日経平均を約54円押し上げた。同2位はファーストリテとなり、TDK、エムスリー、テルモ、ダイキン工業、オリンパスなどがつづいた。
一方、値下がり寄与トップは東京エレクトロンとなり1銘柄で日経平均を約12円押し下げた。同2位はアドバンテストとなり、ファナック、スズキ、コナミHD、塩野義製薬、バンナムHDなどがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 28756.86(+233.60)
値上がり銘柄数 132(寄与度+282.16)
値下がり銘柄数 84(寄与度-48.56)
変わらず銘柄数 9
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 8946 252 +54.45
ファーストリテ 91870 760 +27.37
TDK 18210 670 +24.13
エムスリー 10285 165 +14.26
テルモ 4150 97 +13.97
ダイキン 23105 295 +10.62
オリンパス 2074.5 66 +9.51
中外薬 5660 87 +9.40
リクルートHD 4650 84 +9.07
アステラス薬 1717.5 39.5 +7.11
KDDI 3212 29 +6.27
エーザイ 7726 166 +5.98
電通G 3200 160 +5.76
太陽誘電 6250 150 +5.40
日東電 9510 90 +3.24
京セラ 6887 44 +3.17
ホンダ 2892 43 +3.10
信越化 19180 85 +3.06
ミネベアミツミ 2279 79 +2.84
イオン 3335 70 +2.52
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 44210 -320 -11.52
アドバンテ 9120 -100 -7.20
ファナック 27420 -105 -3.78
スズキ 5163 -72 -2.59
コナミHD 6640 -60 -2.16
塩野義 5683 -49 -1.76
バンナムHD 9303 -41 -1.48
ネクソン 3125 -20 -1.44
横河電 2292 -30 -1.08
ヤマハ 6040 -30 -1.08
スクリン 8740 -130 -0.94
オムロン 9610 -20 -0.72
AGC 3830 -90 -0.65
東海カ 1465 -18 -0.65
エプソン 1657 -9 -0.65
日本ハム 4265 -35 -0.63
三菱電 1652.5 -16 -0.58
セコム 9526 -16 -0.58
コムシスHD 3165 -15 -0.54
協和キリン 2826 -15 -0.54