22日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり83銘柄、値下がり134銘柄、変わらず8銘柄となった。
日経平均は反落。21日の米国市場でNYダウは3日ぶりに小幅反落し、12ドル安となった。高値圏で利益確定の売りが出たほか、コロナ禍の終息が見通せないことへの警戒感も重しとなった。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで176円安からスタートすると、朝方には一時28527.16円(前日比229.70円安)まで下落。ただ、来週から発表が本格化する主要企業の決算内容や、26日からの米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいというムードも強く、日経平均はマイナス圏でもみ合う展開が続いた。
大引けの日経平均は前日比125.41円安の28631.45円となった。東証1部の売買高は12億1752万株、売買代金は2兆3734億円だった。業種別では、鉱業、鉄鋼、保険業が下落率上位だった。一方、海運業、その他製品、電気・ガス業が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の65%、対して値上がり銘柄は32%となった。
値下がり寄与トップはソフトバンクGとなり1銘柄で日経平均を約32円押し下げた。同2位は東京エレクトロンとなり、TDK、ファナック、エムスリー、太陽誘電、アステラス製薬などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップは資生堂となり1銘柄で日経平均を約11円押し上げた。同2位はネクソンとなり、KDDI、信越化、オリンパス、富士フイルム、シャープなどがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 28631.45(-125.41)
値上がり銘柄数 83(寄与度+77.17)
値下がり銘柄数 134(寄与度-202.58)
変わらず銘柄数 8
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
資生堂 7075 300 +10.80
ネクソン 3265 140 +10.08
KDDI 3244 32 +6.91
信越化 19320 140 +5.04
オリンパス 2100.5 26 +3.75
富士フイルム 6287 99 +3.57
シャープ 2156 82 +2.95
富士通 16950 765 +2.75
花王 7685 64 +2.30
リクルートHD 4670 20 +2.16
アサヒ 4341 49 +1.76
パナソニック 1450 46 +1.66
ミネベアミツミ 2321 42 +1.51
トレンド 5730 40 +1.44
ダイキン 23135 30 +1.08
テルモ 4157 7 +1.01
クボタ 2437 28 +1.01
積水ハウス 2128.5 27 +0.97
ブリヂストン 4100 25 +0.90
大和ハウス 3043 23 +0.83
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 8800 -146 -31.55
東エレク 43510 -700 -25.21
TDK 17720 -490 -17.65
ファナック 27070 -350 -12.60
エムスリー 10150 -135 -11.67
太陽誘電 6070 -180 -6.48
アステラス薬 1685 -32.5 -5.85
日東電 9370 -140 -5.04
ソニー 10480 -125 -4.50
中外薬 5619 -41 -4.43
エーザイ 7633 -93 -3.35
第一三共 3580 -29 -3.13
トヨタ 7660 -84 -3.02
ホンダ 2851.5 -40.5 -2.92
日産化学 5930 -80 -2.88
電通G 3130 -70 -2.52
スズキ 5098 -65 -2.34
スクリン 8420 -320 -2.30
豊通商 4350 -60 -2.16
ヤマハ 5980 -60 -2.16