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後場の日経平均は362円安でスタート、東京エレクトロンや任天堂が安い

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28272.36;-362.85
TOPIX;1841.23;-18.84

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比362.85円安の28272.36円と前場終値から下げ幅を若干拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は弱含み。アジア市場は値下がり目立つ。為替は1ドル=104円30銭台と朝方から若干円安で推移。午前の日経平均は、米国市場が大幅続落したことから、投資家のリスクセンチメントが悪化し大幅安でスタートしたが、ファナックなど好業績銘柄への決算期待から、下値では買いが入り、下げ幅を縮小して取引を終了した。後場の日経平均は、前場終値より若干下げ幅を拡大して取引を開始し、その後は、若干値を戻している。前場はマイナス圏で推移していた、指数に寄与度の高いファーストリテイリングが後場に入りプラスに転じたことが、指数を下支えしているようだ。なお、午前のTOPIX下落率は0.86%安であり節目の0.5%を下回っていることから、午後は日銀のETF買いの公算が高いもようだ。

 セクター別では、情報・通信業、電気機器、精密機器、金属製品などが下落率上位となっており、一方、空運業、海運業、陸運業、鉱業が上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位ではソフトバンクG、トヨタ、東京エレクトロン、任天堂、キーエンスが安く、そのほか、ファナック、ファーストリテイリング、キヤノン、シャープ、アンリツが高い。

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