午後の東京外為市場でドル・円は1ドル=104円30銭台で推移。ブリンケン米国務長官は、フィリピンのシン外相との電話会談で、南シナ海における中国の権益主張を否定し、東南アジア諸国と中国の圧力に対抗すると述べたとロイターが報じている。地政学リスクの高まりが懸念される可能性がある。
一方、東京株式市場は日経平均が364.66円安と後場寄り付きから横這いでの値動きで推移している。後場に入り、指数に寄与度の高いファーストリテイリングがプラスに転じる一方、ソフトバンクGやキーエンスなどが下げ幅を拡大していることで、指数は横這いでの推移となっているようだ。