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マザーズ先物見通し:続落、海外市場の伸び悩みが重し

本日のマザーズ先物は続落が予想される。2日の米国市場は利益確定する売りが優勢となり寄り付き後、下落。その後、予想を上回ったADP雇用統計やISM非製造業景況指数を受けて下げ止まった。追加経済対策の早期実現への根強い期待や新型コロナワクチンの普及加速を期待した買いにダウは上昇に転じるも終日上値の重い展開となった。ナスダック総合指数は史上最高値付近で伸び悩んだ。本日のマザーズ先物は、米国市場が伸び悩みしたことや、ナイトセッションがマイナスとなった流れを引き継ぎ続落でのスタートが予想される。また、米半導体大手のクアルコムが取引終了後に発表した10-12月期決算を受けて、時間外取引で7%下落していることも個人投資家のリスクセンチメントを低下させる要因となりそうだ。国内では、フリーの佐々木CEOの発言として、会計データを地銀と融資審査に活用との記事を日本経済新聞社が報じており、クラウド関連の銘柄には支援材料となりそうだ。本日の上値のメドは1270.0pt、下値のメドは1206.0ptとする。

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