12日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり97銘柄、値下がり124銘柄、変わらず4銘柄となった。
日経平均は5日ぶり小幅反落。10日、11日の米国株は利益確定の売りが上値を抑える一方、金融緩和策の長期化や追加経済対策の早期成立への期待が高まり、まずまずしっかりした値動きだった。国内企業の良好な決算も背景に、祝日明けの日経平均は72円高からスタート。寄り付き直後には29650.51円(前営業日比87.58円高)まで上昇し、取引時間中の昨年来高値を付ける場面もあったが、その後利益確定売りに押されマイナスへ転じ、前場中ごろを過ぎると一時29417.32円(同145.61円安)まで下落した。
大引けの日経平均は前営業日比42.86円安の29520.07円となった。なお、オプション2月物の特別清算指数(SQ)は29718.77円。東証1部の売買高は13億4398万株、売買代金は3兆0202億円だった。業種別では、海運業、ガラス・土石製品、電気・ガス業が下落率上位だった。一方、金属製品、証券、銀行業が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の50%、対して値上がり銘柄は46%となった。
値下がり寄与トップはソフトバンクGとなり1銘柄で日経平均を約35円押し下げた。同2位はファナックとなり、KDDI、テルモ、ホンダ、コナミHD、ヤマハなどがつづいた。
一方、値上がり寄与トップは東京エレクトロンとなり1銘柄で日経平均を約55円押し上げた。同2位はアドバンテストとなり、信越化、資生堂、トヨタ、デンソー、第一三共などがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 29520.07(-42.86)
値上がり銘柄数 97(寄与度+189.45)
値下がり銘柄数 124(寄与度-232.31)
変わらず銘柄数 4
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 42990 1520 +54.74
アドバンテ 9150 340 +24.49
信越化 18285 360 +12.96
資生堂 7995 313 +11.27
トヨタ 8413 283 +10.19
デンソー 6969 201 +7.24
第一三共 3251 56 +6.05
日東電 9870 140 +5.04
TDK 16170 110 +3.96
ブリヂストン 4410 85 +3.06
リクルートHD 5128 28 +3.02
SUBARU 2200 80 +2.88
コマツ 3166 68 +2.45
スクリン 8710 330 +2.38
宝HD 1530 57 +2.05
三井不 2421.5 53.5 +1.93
小田急 3375 95 +1.71
ミネベアミツミ 2710 45 +1.62
オリンパス 2062 10.5 +1.51
電通G 3780 40 +1.44
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 9797 -164 -35.44
ファナック 28050 -735 -26.47
KDDI 3315 -54 -11.67
テルモ 4512 -80 -11.52
ホンダ 3019 -111 -7.99
コナミHD 7210 -180 -6.48
セコム 9845 -160 -5.76
ヤマハ 6040 -160 -5.76
ダイキン 23040 -155 -5.58
花王 7486 -150 -5.40
NTTデータ 1668 -30 -5.40
中外薬 5147 -49 -5.29
ソニー 11845 -145 -5.22
オムロン 9650 -140 -5.04
キッコーマン 7240 -140 -5.04
富士フイルム 6384 -114 -4.11
横河電 2196 -100 -3.60
エーザイ 7780 -93 -3.35
7&iHD 4141 -87 -3.13
大塚HD 4587 -86 -3.10