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マザーズ先物見通し:反落、地震でリスクセンチメントが低下

本日のマザーズ先物は反落が予想される。12日の米国市場は、2月のミシガン大消費者マインド指数が予想外に低下したことや3連休前の利益確定売りが優勢となり寄り付き後、下落した。ただ、下院歳入委員会が1400ドルの個人向け現金給付を柱とする5935億ドル規模の家計支援策を可決しバイデン政権の追加経済対策成立期待が高まったほか、大統領が製薬大手ファイザー、モデルナと新型コロナワクチンの追加供給契約し全国民の接種分を確保したと発表したことなどが下支えとなり引けにかけ上昇に転じた。主要株式指数は史上最高値を更新し終了。本日のマザーズ先物は、ナイトセッションは上昇したものの、週末の米国市場が伸び悩みしたことや、土曜日の地震の影響で投資家のリスクセンチメントが低下し、反落でのスタートが予想される。国内では、時価総額上位のメドレーが先週末に発表した21年12月通期予想は、営業利益が前年同期比87.3%減~同49.0%増との範囲予想であることから、先行不透明感が高まり相場の重しとなることが予想される。本日の上値のメドは1334.0pt、下値のメドは1243.0ptとする。

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