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日経平均は263円高でスタート、ソフトバンクGや三菱UFJなどが堅調

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;30281.78;+263.86
TOPIX;1947.35;+18.40

[寄り付き概況]

 22日の日経平均は前週末比263.86円高の30281.78円と4日ぶりの反発でスタート。19日の米国市場でダウ平均は0.98ドル高の31494.32ドル、ナスダックは9.11ポイント高の13874.46で取引を終了。イエレン財務長官がバイデン政権が提唱する経済対策の必要性を改めて訴えたため、追加経済対策が早期に成立し景気回復を後押しするとの期待から、寄り付き後、上昇。

 また、これまで2回の接種が必要とされていたファイザーなどが開発したワクチンについて、1回でも効果があるとの研究結果を受け、ワクチン接種ペースの加速で経済活動の再開に勢いがつくとの期待が強まりダウは日中取引で史上最高値を更新。一方で、長期金利の上昇は市場心理を冷やし、引けにかけ失速した。

 シカゴ日経225先物清算値は大阪比160円高の30200円。本日の日経平均はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で取引を開始。東京市場は23日に祝日を挟むことからやや買い優勢といった展開を想定する声が市場では多かったものの、一時30402.24円まで上げ幅を広げる場面も見られている。

 売買代金上位では、ソフトバンクGやファーストリテの他、三菱UFJなどメガバンク、東京エレクトロンやレーザーテックといった半導体関連など主力処は軒並み堅調。業種別では、空運、非鉄金属、鉄鋼などが上昇率上位に。

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