マネーボイス メニュー

マザーズ先物見通し:続落、引き続きクラウド関連が重し

本日のマザーズ先物は続落が予想される。4日の米国市場は追加経済対策の速やかな成立期待に加え予想を小幅下回った先週分新規失業保険申請件数を受けて寄り付き後堅調に推移。しかし、FRBパウエル議長がインタビューで、市場で思惑が広がっていた長期金利の上昇を抑制する措置を講じる可能性を示唆しなかったため長期金利が再び急伸したことが警戒感につながり下落に転じた。引けにかけて下げ幅を拡大、ナスダックも続落となった。本日のマザーズ先物は米国市場が下落となり、ナイトセッションがマイナスで終了した流れを引き継ぎ続落でのスタートが予想される。米国で、クラウド向けが好調でネットワーク部門が16%増収と発表したマーベルテクノロジーが市場予想並みの決算を発表後に大幅安したことで、マザーズ市場でも、時価総額上位のフリーなどクラウド関連銘柄が相場の重しとなることが懸念される。日足チャートでは、昨日の安値であるボリンジャーバンドでマイナス3σ、1150.0pt近辺まで下落する可能性があろう。本日の上値のメドは1200.0pt、下値のメドは1137.0ptとする。

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。