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米2月コアCPIは予想下回る、長期金利低下でドル軟調

労働省が発表した2月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.4%、前年比+1.7%とそれぞれ予想通り1月から上昇した。前月比では8月来、前年比では1年ぶりの大幅な伸びを記録。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として特に注視している変動の激しいエネルギーや食品を除いたコアCPIは前月比+0.1%と、1月0.0%から伸びが拡大したが、予想を下回った。前年比では+1.3%と、1月+1.4%から予想外に伸びが縮小した。

インフレが急上昇している兆候は見られなかった。米国債相場は反発。10年債利回りは1.56%から1.53%まで低下した。ドル・円は108円80銭から108円43銭まで下落。ユーロ・ドルは1.1881ドルから1.1912ドルまで上昇した。

【経済指標】
・米・2月消費者物価指数:前年比+1.7%(予想:+1.7%、1月:+1.4%)
・米・2月消費者物価コア指数:前年比+1.3%(予想:+1.4%、1月:+1.4%)
・米・2月消費者物価指数:前月比+0.4%(予想:+0.4%、1月:+0.3%)
・米・2月消費者物価コア指数:前月比+0.1%(予想:+0.2%、1月:0.0%)

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