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マザーズ先物見通し:反発、リスクセンチメントの悪化懸念

本日のマザーズ先物は反発が予想される。19日の米国市場は米アラスカ州で開催された米中外交トップ会談で、米中の対立が露呈し警戒感から寄り付き後、下落。FRBが新型コロナ資本規制の特例的な緩和措置を計画通り3月末で終了することを発表すると金融株を中心にさらに売りが加速し、ダウは終日軟調に推移。押し目からの買いにハイテクは持ち直し、ナスダックは堅調推移した。本日のマザーズ先物は、米国市場でナスダックが上昇しナイトセッションがプラスで取引を終了した流れを引き継ぎ反発でのスタートが予想される。国内では、北國銀行が5月より地方銀行では初の勘定系のクラウド化を行うと日本経済新聞社が報じている。今後は、地銀やその顧客へのクラウド化の流れが強まることが予想されることで、フリーなどクラウド関連銘柄が相場を下支えすることが期待される。なお、ルネサスエレクトロニクスの火災によるサプライチェーンへの影響で個人投資家のリスクセンチメントの悪化が懸念される。本日の上値のメドは1260.0pt、下値のメドは1180.0ptとする。

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