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マザーズ指数は小幅に5日続落、アンジェスがストップ高、IPO2社は初値2倍超

 本日のマザーズ市場では、前日の米ハイテク株安を受けて前場軟調な展開となった。ただ、マザーズ指数が一時1150ptを割り込むまで調整したこと、それに時間外取引のナスダック100先物が上昇したことなどから、後場は押し目買いの入る銘柄が出てきて、マザーズ指数も一時プラス転換した。なお、マザーズ指数は小幅に5日続落、売買代金は概算で1586.78億円。騰落数は、値上がり208銘柄、値下がり128銘柄、変わらず11銘柄となった。
 個別では、時価総額上位のメルカリやフリー、売買代金上位のココナラなどが軟調。時価総額上位・売買代金上位では値下がり銘柄が多く見受けられた。前日大きく買われたオンコリスや直近IPO(新規株式公開)銘柄のSイノベーション、i−plugは下落率上位に顔を出した。一方、時価総額上位のマネーフォワードは前場軟調だったもののプラス転換。アンジェスは共同開発中の新型コロナウイルス治療薬が第1相臨床試験で良好な結果だったと発表し、ストップ高を付けた。フェローテクとの資本業務提携を発表した大泉製は買い気配のままストップ高比例配分。一部証券会社の目標株価引き上げが観測されたBUYSELLは大幅反発した。
 なお、本日マザーズに新規上場したベビーカレンダーは公開価格の約2.2倍、ジーネクストは約2.3倍となる初値を付けた。

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