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マザーズ指数は大幅続伸、方向感に欠けるなか中小型株物色強まる、上昇率トップはWelby

 本日のマザーズ指数は大きく続伸した。米投資会社を巡る混乱や14カ月ぶりの高水準となった米長期金利への警戒感が重しとなるなか、今夜発表される米バイデン政権によるインフラ投資計画の詳細を見極めたいとする様子見ムードが台頭。こうした中、東証1部の主力株の売買は手控えられ、方向感が欠けるなか幕間つなぎの中小型株物色が強まり、マザーズなど新興市場が強含んだ。なお、売買代金は概算で1378.52億円。騰落数は、値上がり249銘柄、値下がり89銘柄、変わらず13銘柄となった。
 個別では、展開中のPHRプラットフォームに新機能を設けることなどを発表したWelbyがストップ高で上昇率トップになった。水産物の流通プラットフォーム事業を展開する羽田市場(東京都大田区)と業務提携すると発表したジェネレーションパスも急伸。また、新規カバレッジがあったrakumoも7%高と大幅に上昇し、BtoBコンテンツマーケティングのクロストレックスを完全子会社化すると発表したログリーも買われた。時価総額上位では、拡張機能「Google商品連携App」の提供を開始したと発表したBASEが4%高となり、メルカリ、AIinside、フリー、メドレー、マクアケなども堅調となった。一方、前日に新規上場したAppierが15%安と大きく売りに押され、同日に新規上場となったスパイダープラスも4%安と売られた。

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